オトコンの婚活パーティのコンセプトは?
OTOCON(オトコン)は「本当に結婚したい人のための婚活パーティ」をコンセプトにしています。1年以内に結婚したい、この出会いを最後の恋愛にしたい、と真剣に考えていらっしゃる方が安心して来ていただけるように、結婚を前提とした方を対象にしています。
参加者の方の年齢幅や職業などをパーティごとにセグメントするのも、真剣に結婚に向けた婚活をされている方のため。少人数、1対1でじっくり話せるパーティを基本にしているのも同じ理由です。主催側の都合で考えれば、大人数で開催する方が利益は見込めるのですが、それでは参加者の方がゆっくり話す時間はないですよね。
参加者の方に居心地がいいと感じていただけるような落ち着いたホスピタリティある接客など、サービスの質にもさらにこだわっていこうと思っています。
結婚相談所「パートナーエージェント」の会社がなぜ婚活パーティをはじめたのでしょう?
「オトコン」であれば、会員の方でなくても出会いの場を提供できますし、より真剣に積極的に婚活をしたいという方へ向けて、「OTOCON」を通じて「パートナーエージェント」のことを知っていただければという思いで始めました。
もともとはウェディングプランナーになりたかったんですが、当時は男性のプランナーというのはなかなか受け入れられず、軒並み選考で落とされました(笑)。
じゃあその手前の「出会い」を手伝う業界に、と思って採用されたのがパートナーエージェントでした。当時はまだ会社も若く、業界の異端児的存在だったんです。
そんな会社でしたので、社内起業制度というのがありまして、“パーソナルスタイリスト”というビジネスモデルを企画して、そこからいろいろな事業計画を立ち上げてきました。紆余曲折を経て会員様以外にも開かれた婚活パーティ、現在の『OTOCON』につながっています。
『OTOCON』は2013年に自分ひとりで立ち上げて、1年くらいはひとりで孤軍奮闘しながらやってきました。ビジネスも婚活パーティと同じ、「人との出会いって大事だな」とつくづく実感しましたね。『OTOCON』は私にとっては思い入れのある子供のようなものなんです。
データに基づいたパーティづくりをされているとか。
そうなんです。OTOCONは意外に理系なんですよ(笑)。出会いは偶然ですが、そこに至るまでの確率を上げていくことはできるんじゃないかと思っています。例えば1対1で話すトークタイムは参加人数に関わらず“3分以上8分以下”と決めています。これが初対面の人と話すときに、記憶に残る会話ができて、かつ長すぎると感じさせないための最適な時間なんです。少人数制でフリータイムなし、年齢をある程度区切るなど、現在のパーティの基本要素もこれまでのアンケートなどのデータから作り上げてきたものです。
もちろん最終的に出会えるかどうかは人と人のことなので、そこはコントロールできないんですが……。
柳田さんの考える婚活での秘訣はありますか?
これまでOTOCONの婚活パーティを通して何万人もの方を見てきたんですが、これはもう男女問わず「愛きょう」じゃないかと最近思うようになりました(笑)。
というのも婚活パーティって、その場で結婚を決めるものじゃなく「もう1回会いたい」と相手に思ってもらうことがゴールなんですよね。初対面の5分くらいで自分のよさを知ってもらって、次回につなげる。実は高度なプレゼンスキルです。それを補ってくれるのが「愛きょう」なんじゃないかと。そんなのできないよと思われるかも知れませんが、感じのよさってちょっとしたことだと思うんです。すべての人に同じ態度で接するとか、相づち、笑顔、話すときに相手を見るとか。いろいろな婚活パーティに参加するのも経験値が上がっていいと思います!
インタビューを終えて
実はこの取材前日に、OTOCONさんのパーティを観察すべくリアルに覆面取材として婚活パーティに参加しました。お会いしたときに報告させていただいたのですが、覆面取材にもさわやかに「ありがとうございます!」と応対していただき「自社でやっているパーティにきちんと自信があるんだな」と信頼度&好感アップでした。ホンキの婚活をお探しの方、おすすめです!
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