一生独身で生きると決めた女性が知っておくべきこととメリット・デメリット

読書中の女性 婚活のコツ

「バリバリ仕事をこなして毎日は充実してる。経済的にも余裕がある方だし、特に今の生活に不満はないのだけれども、彼氏できない!」とお悩みの30代女性は増えているようです。

「死ぬまで独身で孤独死するのだろうか」と考えて暗澹たる思いになることもあるかもしれません。
自分の理想の幸せ像を実現するために一生独身なのか結婚に向けて行動するのか、一緒に考えてみましょう。

一生独身でいることのメリット、デメリットを把握しておくことが大切です。

生涯独身の女性も男性は増加の一途

生涯独身の女性も男性は増加の一途

出典 国立社会保障・人口問題研究所

国立社会保障・人口問題研究所のデータを見ると、2010〜2015年の間で50歳時点での未婚率の上昇が顕著です。2015年時点では男性の23%、女性の14%が未婚であるというデータが出ています。

男性は2000年の時点で既に12.57%の未婚率に達しており、これはバブル崩壊により将来への見通しが立てられなくなった世相を表していると言えます。
女性は2010年に10%台に達し、15年で3倍程度の未婚率上昇となりました。

いい言い方をすれば生き方が多様化した、悪い言い方をすると結婚のメリットが感じづらくなったということでしょう。もちろん別れる夫婦が増えたことも、50歳時点の未婚率の増加の大きな原因です。

50歳を超えて結婚する人もいますし、彼氏や彼女はいるが「前の配偶者との間の子供が成人するまでは結婚しない」という方も多いです。
むしろ熟年であっても、結婚するための選択肢は増えていると言えます。

生涯独身でもいいと感じた女性のきっかけ

生涯独身でもいいと感じた女性のきっかけ

女性が「もう、独身でいいや…」と思ったきっかけは、周囲の結婚したカップルの話を聞いてということが多いようです。

「大学時代の女友達が結婚して1年で別れました。話を聞くと旦那のDVがあり精神的にも肉体的にもボロボロになったそう。すごく綺麗な子だったのに何だかやつれてしまったのをみて、無理に結婚相手を探すのはやめようって思った」

「姉夫婦は結婚した後に夫が無職になってヒモ状態。夫と子供を養うために必死で姉が働いている間に、夫は他の女と遊んでいた。姉は結局別れました。今はシンママで苦労しています。結婚ってリスクが大きすぎ」

「弁護士事務所で働いていますが、夫婦の別れに関係する相談が多いです。理由は金銭問題、DVが大半。結婚という形に縛られなければ不幸にならなかったカップルが多い気がするので、私は結婚は特別望みません。」

「女友達が地方の旧家の御曹司と結婚した。かなりしきたり等が古臭い田舎だったので、親戚づきあいが大変そう。友達はバリバリ働くキャリアウーマンタイプで、田舎の中高年の親戚からはウケが悪いみたい。家庭に入れ、早く子作りしろなど言われてかわいそう。私はああいう結婚するくらいなら独身でいいです!」

独身女性が結婚しない人生のメリット

独身女性が結婚しない人生のメリット
独身女性の結婚しない人生にはどのようなメリットがあるのか確認しておく必要があります。
結婚しない人生は以下のようなメリットがあります。

自分で自由に暮らすことができる

独身女性で結婚を選ばないなら、自分で自由に過ごすことができる時間が増えます。
結婚すると子供や夫のために時間を取り分ける必要があるので、自分の時間よりも家族のために行動する時間が増えます。

しかし、独身であれば誰にも気兼ねしなくて良いため、例えば、ショッピングも自由に行くことができ、趣味があれば自分がしたいときにいつでも行えます。
また、誰かの責任を負うことも無いため、ストレスによる負担も軽減できることが予想できます。趣味が豊富な方や自由に生きたい方は独身の方がメリットが大きいでしょう。

自分の仕事に集中できる

独身女性であれば、仕事に集中することも可能です。結婚するなら家事負担なども増え、さらに子供が生まれるなら、育児に費やす時間も増えるため仕事に集中することが難しくなります。
また、結婚した後にお相手が専業主婦を望むなら、好きな仕事を諦めなくてはなりません。

もし、今自分が行っている仕事が生きがいであり、人生の楽しみともなっているなら、結婚することで仕事ができなくなり、自分にとって大きなストレスとなってしまうこともあります。
もし、仕事に集中したいなら、結婚しない方が自分にとって良い人生となることもあります。

金銭的に余裕が持てることもある

独身女性であれば金銭的な余裕を持つことも可能でしょう。
結婚すると2人分の金銭負担が増えるため、収入によっては独身時代よりも金銭負担が大きくなることもか考えられます。

例えば、一戸建てや住居の引越しなどになれば、大きな金銭負担となるでしょう。

自分が独身であれば賃貸のマンションでも問題なく、自分のためだけにお金を使えるので金銭負担は少なくて済みますが、夫や子供が生まれれば家族計画によってお金が必要になるため、金銭的に悩んでしまうことも多いです。
お金についての悩みや負担を抱えたくないなら、独身の人生がいいです。

独身女性の結婚しない人生デメリット

独身女性の結婚しない人生デメリット
独身女性にはメリットもありますがデメリットもあります。
独身女性でいることのデメリットには何があるのか確認しておくことで結婚した方がいいのか考えやすくなります。以下のようなデメリットがあります。

老後や病気の際に寂しさが増す

1人暮らしをしていると、年を重ねるごとに寂しさが募るといいます。

いざという時に寄りかかることのできる存在がないと、孤独や寂しさをより強く感じやすくなるのです。

さらに、老いることで体のあちこちに不調が起きやすくなり、症状が辛いほどそれに伴って心まで元気をなくしてしまうようになります。

プレッシャーや不安を抱えると、そこからまた体の不調を起こして悪循環に。

気力や体力がみなぎっていた若い頃とは違い、不安から立ち直るための気力も少なくなるため、不安と不調を繰り返す負のスパイラルにはまると、なかなか抜け出せなくなるのです。

・心と体の健康のための準備を

この負のスパイラルにはまらないためには、気持ちがポジティブになるような生活を心がけることがポイントです。

老いることで抱えやすくなる孤独感を紛らわすには、友達とのおしゃべりが効果的です。

男女問わず心許せる友人を多く作り、たくさんコミュニケーションを取って日頃のストレスをうまく発散することで、気持ちが明るく元気になります。

また、年を取ると自分でお金を稼ぐのは難しいので、早いうちから十分にお金を貯めて余裕のある生活の基盤を作ることで、心の不安に打ち勝つことができるでしょう。

若いうちから運動を日課にして体力作りをしておくことも大切ですよ。

生活でも目的を持ちにくくなる

独身女性であれば目的を持って生活することが、難しく感じることもあります。
例えば、結婚している人であれば家族がいるので「仕事を頑張ろう」「子育てを頑張ろう」など、いろいろな目標を持つことが可能です。

もちろん、独身女性も仕事や生活の点で目標を持つことは可能ですが、全て自分のためだけの目標になるので「これでいいのだろうか?」と疑問を感じることもあるでしょう。

子供を持つことや家族を持つことになれば、独身の時とは違った考え方になるため、視野を広げることができ、自分の生活が独身のときよりも充実する可能性があります。
そのため、目的を持ちやすいのは結婚している人かもしれません。

貯金が必要になる

「年収は350万円。平均的だと思うのに全然貯金できず、今やっと60万円。家賃に食費に通信費や交際費・・・どれも削れず、みんなどうやって貯めてるのか知りたいです。結婚した方が生活や収入が安定するんでしょうけど、出会いもなければ相手もいないし、途方に暮れています。」(32歳・ハウスメーカー)

どんなにきれいごとを言っても、やはり女性が独身で生きていくために頼りになるのは「貯金」です。

金融広報中央委員会の調査によると、2018年度の単身世帯の預貯金額の中央値は約350万円。

しかし実際は、貯蓄額が100万円に満たない人も多く、1人暮らしをしている人では、ほとんどが生活費に消え、月々1万円から3万円貯金できればいい方。

実家暮らしであっても何かと散財してしまって手元に残らないという人が多く、収支が赤字だという人もたくさんいます。

女性1人で生きていくために必要な月額は、およそ15万円だといわれています。

平均寿命は年々延びているので、60歳でリタイアして90歳くらいまで不自由なく暮らすことのできる生活費を貯めておくとなると、老後資金として最低でも約2000万円の貯蓄が必要となるでしょう。

女性1人の稼ぎでは、ここまで貯めることはなかなか難しいと感じる人が多いかもしれませんね。

年収が低いとマンション購入や住宅ローンが厳しい

「38歳で2500万円の中古マンションを買いました。物件は気に入っています。しかし、予算内に収めるために妥協した結果、立地があまり良くなく、不便さが不満。『住めば都』とは言うもののそうは思えず、1人で高額ローンを背負いながら生きていくしかないのかなと後悔しています。結婚して共働きだったなら、もっと条件のいい物件を買えたのかも。」(39歳・建設会社事務)

あるデータによると、30代女性の平均年収は約380万円、40代で約410万円だといわれています。

住宅ローンの借入可能額は年収の約5倍程度だといわれているので、このくらいの年収だと、住宅ローンとして借入することのできる額は、2500万円代が限度。

返済年数によりますが、月々の返済額は7万円から9万円というのが最多です。

賃貸住宅で支払う家賃と同じくらいなので、一見無理なく支払いができるような気もしますが、マンションでは共益費や修繕費の積み立てがあったり、固定資産税が発生したりすることなど、住宅の維持には何かとお金がかかります。

入居の時には、家具や家電など100万円以上の出費になるし、男性に比べて平均年収の低い女性には厳しいと感じる人が多いかもしれません。

家族からのプレシャー

「いつになったら結婚するの?」「いつまで家に居るつもり?」など、家族や親せきと顔を合わせるたびに聞かれ、だんだん気が重くなってしまうという独身女性は多いです。

特に結婚式や法事など、顔を出さなければいけない行事では、普段会わない人にも顔を合わせるため余計に大きなプレッシャーになってしまうでしょう。

・本当に「ひとり」になる覚悟がいる

両親や兄弟が元気なうちはいいのですが、年を重ねて周りがいなくなった時、本当にひとりぼっちになってしまうと、想像以上に強い孤独を感じます。

どんなに1人でいることが好きな人でも、人は誰かと触れ合わなければ心を病んでしまいやすくなると言われています。

生涯独身を貫くと決めたのなら、厳しい孤独と戦う覚悟が必要かもしれません。

・何事も自己責任になる

独身で生き抜くということは、生活費を稼ぎ続けるために生涯働き続けることが前提の人生になります。

また、親の介護、自分が年老いた時に入る施設探しや資金準備など、何事も自分1人ですべてをまかなう必要があります。

病気になった時でも身の回りのことは自分でしなくてはいけないし、入退院の手続きもそう。

どんな事情であれ、結局生きていくためには何事も自分が動かなくてはいけないのです。

一生独身と考えていた人の体験談

一生独身と考えていた人の体験談
いざ女性が「独身で生きていこう!」と決めても、寂しさや孤独を感じる時はきっとこの先、何度もやってきます。

実際の独身女性たちの体験談をご覧ください。

「嬉しいことがあっても分かち合える人がいないと、ふと寂しいなと思います。友達はいるけど、友達に共感してもらうのはなんか違うんですよね。結婚を諦めたはずなのに愛してくれる人が欲しいなと思う時が増えました。」(40歳・医療事務)

「職場の同僚3人中、2人が子持ち。一緒にショッピングに行った時『これ、うちの子好きなんだよね』と家族の話をしているのを聞くと、忘れようとしていた『子供が欲しい』という思いがよみがえり、何とも言えない気持ちになってしまいます。」(37歳・コンサルタント)

「体調不良で数日入院して、1人暮らしの家に帰ってきた時。ぽつんとベッドが一つあるだけの殺風景な部屋を見て、泣けてきました。『また一人で毎日を戦わなきゃいけないのかな』って、ものすごいむなしさが心を襲ってきたんですよね。」(35歳・塾講師)

「周りの結婚ラッシュで遊び相手が少なくなった頃からアイドルの追っかけにドはまり。握手会に向けて頑張っている時や当日はものすごいハイテンションで心から楽しいのですが、イベントが終わると急激に気持ちがしぼみ、ものすごい孤独感に襲われます。お金も時間も無駄だってわかっているのに、疑似恋愛に依存してやめられない自分に嫌気がさしています。」(34歳・旅行代理店勤務)

結婚しない人生を卒業してみようかなと思ったら

結婚しない人生を卒業してみようかなと思ったら
「自由気ままな独身はもうお腹いっぱい。幸せな家庭を築きたい」「これまで一生独身と思っていたけどやっぱり結婚したい」と思い立った時が婚活のスタート!本気で結婚相手を探すなら婚活パーティーへの参加がオススメです。

一般的なパーティー以外にも、バスツアー形式の婚活イベントもあります。川下りを楽しんだりワイナリーで美味しいワインに舌鼓を打ったりと、観光も充実!1日をバスツアーの参加者と一緒に過ごすことで、自分にあった男性を探すことができます。

アニメやゲームなどオタク趣味が共通している男性と出会いたいならジャンル特化型のパーティーがオススメです。あまり、リアルでのコミュニケーションが得意でない人が集まることを想定して、ゲームなどのイベント中心で進行するような工夫もされています。

警察官、自衛官、消防士は年収がよく、体力があり、しかも家にあまりいないということで、結婚して楽をしたいタイプの女性に人気です。競争率も毎回激しいことが予想されますが、良物件を掴むなら狙ってみてもいいのではないでしょうか。

婚活パーティーに参加する前に

自分磨きをする

一生独身ではなく結婚したいならば、まずは自分磨きをする必要があります。
おしゃれな外見などに気を使うだけで、自分のテンションも高くなり自信を持つことができます。
また、メイクやファッションに気を遣って見た目を良くすることで、自分の中の意識も変わり積極的に結婚相手を探すことができるようになります。

あまり結婚相手を探すことに積極的になれなかった人も、自分磨きをして「変わろう」と意識することで、男性からも魅力的に思ってもらいやすくなります。
今までおしゃれに興味が無かった人も、少しメイクやファッションを変えるだけで自分の中身を変えるきっかけになるので、意識してみてください。

男性に対して興味を持つ

独身ではなく結婚したいなら自分ではなく人に興味を持つことも大事です。
独身女性の場合は人への興味ではなく、自分への関心が高いため、誰か良い人に出会ったとしても無視してスルーしてしまうこともあります。

独身ではなく結婚を意識するなら、まずは出会う男性に少し関心を持ち、相手の性格や考え方を見極めるようにすることが大事です。

男性から話しかけられたなら、少し質問をしてお相手と自分の会話の相性が良いのか確認してみることができますし、大人数でも良いので、一緒に出かけて時間を過ごすことで、自分と相性の良い人を見つけられる期待を持つこともできます。

自分への関心を高めることも大事ですが、相手への関心が無ければ結婚は難しいため、努力してみるようにしてみましょう。

一生独身か結婚か……。後悔の残らない選択をしよう!

独身を貫くにしても結婚をするにしても、安易な選択は厳禁です。
一生結婚せずに独身でいることにはメリットとデメリットもあるため、自分はどちらが良いのか考えてみることが大事です。

「自分に合う人がいないから独身でいいや」という方は、出会いに積極的になれば結婚を考えてもいいお相手と巡り合うかもしれません。
「とにかく結婚したい!」という方は、勢いで結婚しないように冷静になってお相手のことを考える必要があります。
後悔がない人生を送れるように、出会いを大切にしてくださいね!

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