いまや婚活の主流とも言える婚活パーティー。実際にそこから良い縁に恵まれるカップルがいるのは分かっていても、初心者からしたら「本当に安全なの?」と不安になることもありますよね。
結論から言えば、婚活パーティーでもトラブルが起こる可能性はゼロではありません。しかしだからと言って婚活パーティーの参加を見送るのは、とてももったいないことです。婚活パーティー主催企業がどんな安全対策をしているのか、どんなトラブルの可能性があって、どう回避すればいいのか。これらをしっかり頭に入れて婚活パーティーに参加しましょう。
婚活パーティーのトラブル体験談【実例】
実際にあった婚活パーティーでのトラブルをご紹介します。実際に筆者の周りで見聞きした、婚活パーティー参加者の実体験です。
婚活パーティーのトラブル1.婚活パーティー後に付きまとわれた
婚活パーティーに参加した女性が、パーティーが終わったあと、好意を示してくれた男性に駅まで付きまとわれたことがあったそうです。同じパーティーに参加していた女性が一緒にいたので途中で撒いて帰ったそうですが、もし気づかなかったら自宅まで特定されていたかもしれません。
婚活パーティーのトラブル2.お断りしたら中傷メッセージが届いた
マッチングしてふたりで会ったのち、お互いが求めるものにミスマッチを感じて相手にお断りの連絡をした女性。誠意のある対応をしたのに、男性は自分の人間性を否定されたと感じて逆上してしまったそうです。長文で女性を誹謗中傷するメッセージが届き、後味の悪い出会いとなってしまいました。
婚活パーティーのトラブル3.餃子パーティーがビジネス目的だった
コミュニケーション能力が高いイケメンに婚活パーティーで出会い、連絡先を交換。「今度、仲間内で餃子パーティーをするから来ない?」と誘われて参加してみると、途中から「仕事に不満はない?」「将来の夢は?」などと自己啓発じみた話題になり、蓋を開ければビジネスの誘いだったそうです。その餃子パーティーに参加している人の多くがすでに会員で、自分と同じようになにも知らず参加した人が誘われていたんだとか。
婚活パーティーで良くあるトラブル例
次に婚活パーティーで起こり得るトラブルの代表例をご紹介します。
宗教の誘い
出会いの場を利用して、宗教に誘ってくる人がパーティーに参加していることがあります。だいたいの場合、パーティー中には露骨な誘いがなく、カップルとしてふたりで会うようになったり、グループで会うようになったりすると誘いが始まるようです。
「良いビジネスの話があるんだけど」「面白いセミナーがあるから行ってみない?」などと言葉巧みに始まるので、怪しいと感じたら早めに関係を絶って逃げ出しましょう。
付きまとうこともある
相手に感じよく接した結果、相手の好意が一方的に盛り上がって付きまとうケースもあります。
婚活パーティーでマッチングしたのち、ご縁がなくてお断りした結果、相手が逆上して執拗に連絡してきたり自宅に突撃してきたりすることがあるようです。そうした被害に合わないよう、不必要な相手に気を持たせることは避けて、必要以上の個人情報は渡さないようにしましょう。
実は結婚していた
大変な不届き者として、誰でも参加できる婚活パーティーには結婚している人も紛れ込んでいることもあります。結婚指輪を外していれば判断は難しく、あとからFacebookの交際ステータスを見て知るパターンもあるようです。
お持ち帰り目的での参加
真剣な交際を求めているのではなく、一夜限りの都合が良い関係を求めてパーティーに参加している人もいます。そういった人の特徴としては、単価の安いパーティーに参加し、そのパーティー後に個人的な二次会を求めてくる、距離を詰めてきてボディタッチが多い、などがあります。
婚活パーティーでトラブルを回避する方法
このように出会いがあって便利な反面、トラブルに巻き込まれる可能性もある婚活パーティー。自衛して良い出会いを掴めるように、以下のことに気をつけましょう。
身分証の提示がある婚活パーティーを選ぶ
はじめに書いたように、責任感がある婚活パーティー主催会社ならパーティー参加時に身分証の提示を必須にしています。パーティーを選ぶ際は、身分証提示の有無を確認しましょう。
むしろ身分証の提示は最低限として、社員証や医師免許証、源泉徴収票など身分の証明が求められるパーティーに参加したほうが、より正確なマッチングが望めます。
安すぎる婚活パーティーには参加しない
婚活パーティーの参加費用も大切な目安です。
高すぎるパーティーも考えものですが、参加費は多少かかる方が、結婚に対して本気度の高い人が多くなると言えます。
電話番号や住所など個人情報を簡単に教えない
相手をすぐ信用して個人情報を開示するのはリスキーです。特に住所や会社名など、居場所が特定できる情報を教えてしまうと、相手がつきまとったり、危害が及ぶ可能性があります。
相手とマッチングしたら連絡先の交換はLINEやメールアドレスなどにしておいて、なにかトラブルがあったときに連絡をブロックできるようにしておきましょう。電話番号の交換などはかなり親密な仲になってからでも遅くはないはずです。
婚活パーティーの開催実績や口コミを確認する
婚活パーティーを選ぶ際のポイントとして、過去の開催実績を確認することもとても重要です。人気の婚活パーティーでは同じテーマで何度も開催していることがあるので、パーティー名で検索して参加レポートブログを探したり、婚活パーティーのポータルサイトで過去の口コミを確認したりしましょう。実際に「オミカレ」では口コミ機能があり、過去に参加した婚活パーティーに関する感想が閲覧・投稿できます。
やはり実体験に基づく情報は信憑性が高いので、ぜひ口コミはチェックしてみてください!
怪しい異性とはマッチングしない
前述の通り、婚活パーティーという場を悪用している人は残念ながら居ます。下記のポイントで、怪しい相手かどうかを見極めましょう。
・相手に敬意を持って接することができる人物かどうか
・下ネタを振ってきたりボディタッチが多かったりと下心が見えないか
・左手薬指だけ日焼けをしていないなど指輪の跡がないか
・執拗にLINE以外の個人情報を知りたがっていないか
・二人のデートではなく不自然なパーティーに誘ってこないか
また可能なら、マッチング後、Facebookで名前を検索して相手が結婚しているかを確認しておくことをおすすめします。
婚活パーティーでのトラブル対策として主催側が行っているセキュリティ安全対策
信頼できる婚活パーティーなら、主催側がきちんとセキュリティ面での安全対策をおこなっています。婚活パーティーの当日、受付で身分証を提示してもらって、本人確認や年齢確認をしているパーティーが多いです。身分証としては運転免許証や健康保険証などの公的書類が求められます。
例えば婚活パーティー運営会社の「東京夢企画」では、身元の照合としてパーティーの参加者全員にフルアドレス・フルネーム・生年月日を事前に聞き、パーティー当日に身分証から一字一句を照らし合わせています。
そのほか、職業や年収などで参加資格が限られているパーティーなら、仕事の資格証や社員証、年収の源泉徴収票などの提示を求められることがあります。
婚活パーティーのトラブル&回避方法まとめ
相手に騙されたり裏切られたりといった対人トラブルは、婚活パーティーに限って起こることではありません。友達の紹介や合コンなどの出会いからでも起こり得ます。
大切なのは「トラブルが怖いから」といって出会いを狭めることではなく、トラブルの可能性をあらかじめ把握して自衛する力をつけておくことです。それさえ分かっていれば、婚活パーティーはあなたの出会いを無限に広げてくれます。自分のことは自分で守って、楽しい婚活ライフを送ってください。
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