婚活パーティーに着ていく服装は、特にドレスコードが決められていない場合は基本的に自由。TPO(時・場所・場合)に合っていて、かつその人に似合っていればOKです。
とはいえ、「趣味も嗜好もわからない初対面の相手に、どんな服装で会えばいいの……?」と不安に思うこともあるでしょう。
ここでは、婚活パーティーでのコーデ例と、服装選びのポイントにういて解説していきます。
婚活のプロがすすめる服装・ドレスコードをチェック
まずは、婚活サービスなどで、“婚活のプロ”がすすめている服装について、調べてみましょう。
シャンクレール、OTOCON、IBJ等の大手婚活サービスでアドバイスされていることをまとめると、おおむね以下の通りになります。
【男女共通】
・季節に合っており、清潔感のある服装であればOK
・フォーマルすぎずカジュアルすぎない
・髪や爪、靴を綺麗にしておく
【男性】
・上は襟付きのシャツ、下はきれいめのジーンズ、チノパン等
・Tシャツにはジャケットを羽織る
・会社帰りならスーツの人も多い
【女性】
・華美すぎず地味すぎない格好
・ワンピースやスカート等は女性らしさを引き立てるのでなお良い
なお、参加するイベントによってはドレスコードが決まっていて、それに反する人は参加を断られることもあるもよう。
以下は医師や経営者、士業等のビジネスエリート向けの婚活パーティー「PREMIUM STATUS PARTY」で規定されているドレスコードです。
(出典:PREMIUM STATUS PARTY「ドレスコードについて」)
このように、婚活パーティーでの服装については一定の目安があるようですね。
では、実際にどんなコーディネートがお相手に好まれるのか、以下で見ていきましょう。
男性の婚活コーディネート例
男性の婚活コーデは、平日ならビジネス用スーツでOKですが、休日ならややカジュアルダウンさせると、場に合う雰囲気になって良いですね。たとえば以下のような感じです。
襟付きシャツにジャケット、チノパンの王道コーデ
どの年代にも合う、王道のきちんとコーデです。
Tシャツにセットアップスーツ
ネイビーのTシャツにベージュのセットアップを合わせています。カラーリングも綺麗で清潔感があります。
柄シャツにシンプルなパンツ
ボタンダウンのシャツ1枚に黒スキニー、シンプルで爽やかな印象です。
同色系でまとめたシャツ、ネクタイ、パンツに白ジャケット
ややフォーマルな印象ですが、存在感のある白ジャケットがとても素敵です。
きれい色のニットにチノパン
カフェ等カジュアルな場所でのイベントなら、こうした服装も良いですね。
女性の婚活コーディネート例
女性の場合、「大人かわいい」「清楚カジュアル」と称されるスタイルがおすすめです。清楚系女子アナスタイルを目指すとよいですね。たとえば……
ベージュのオールインワンに紺ジャケット
楽チンかつきちんと感のあるコーデ。お仕事帰りでもそのまま参加できますね!
ブラウスにロングスカート
ワンピース
ワンピースはベルトやリボン付きだとフォーマルな印象に。冷房が気になる場合は羽織ものを持っていっても。
白やパステルカラーのシフォンワンピース
明るい色とふわふわ素材でかわいらしくていいでしょう。
セットアップはお洒落で着こなしも簡単
セットアップは、1つでコーディネートが完成するので挑戦しやすく、きちんとして見えます。
婚活を成功に導くためには“もう一工夫”が必要
今まで、婚活パーティーに臨む場合の基本的な服装について述べてきました。
しかしながら、よりお相手にアピールする必要のある婚活パーティー。自分の体型やシチュエーションによっては、さらなる工夫が必要になります。
工夫を必要とするケースごとに、具体的な対処方法をまとめました。
太っている場合は、太い部分を隠し、細い部分を出す
太っている場合、太い部分は出さない、手首、足首、デコルテ等の華奢な部分を見せるよう気を付けると、体型をカバーできます。
たとえば二の腕が太い場合、余裕のあるドルマンやベルスリーブ、バルーンスリーブのトップスで太い部分をゆったりとカバーすれば、気になる部分を目立たなくすることができます。
下半身が太い場合は、スカートやワイドパンツにすると良いでしょう。
季節感は色×素材で出す
服装の季節感は、おおむね色と素材で決まります。
ショップを覗いて見ても、春夏と秋冬ではカラーがガラッと変わりますよね。
一般的に、夏は青やミントグリーン等の寒色系の色が涼しげに見え、秋冬はオレンジやからし色等の暖色系の色が多くなります。
また、春夏なら麻ジャケット、秋冬ならウールジャケット等、素材を工夫すれば快適に過ごせる上、季節感も出ます。季節感のある服装は、相手に良い印象を与えてくれます。素材選びに迷ったら店員さんに聞くと良いでしょう。
色で迷う時は色ごとの特性を把握!
季節のほか、体型や髪、肌の色、メイクでも似合う服の色は変わってきます。
たとえば、「パーソナルカラー」理論では、人の肌や目、髪の色には青み系(ブルーベース)と黄み系(イエローベース)があり、ブルーベースの人は青み系の色、イエローベースの人は黄み系の色を身に着けることで、若々しく見え、似合うといわれています。
「自分に似合う色」がわかっていると、洋服を買う上でも失敗が少なくなります。試着やタッチアップで、自分に似合う色を探してみてください。どうしても自分の似合う色がわからない、という場合は、カラリストに「パーソナルカラー診断」をお願いすると自分に似合う色がわかります。
また体型を気にする場合は、膨張色と収縮色を把握しておくと良いですね。
黒や濃いブラウン、ネイビー等の濃い色は、同じ面積でも締まって見える収縮色です。
逆に、白やパステルカラー、黄色等は膨張色のため、太っている場合や太い部分には使わない方が無難です。
アラサーなら、より“大人っぽさと品”を意識して
アラサー世代は、アラサー世代の強み=大人っぽさと品、を前面に押し出せる服装選びを心がけましょう。無理に若く見せる必要はありません。フリルを強調したトップスや極度に短い丈のスカートなど、相手に“子供っぽい”と受け取られてしまう服装より、適度にドレープのきいたブラウスや脚をきれいに見せてくれるヒザ下丈のタイトスカートなど、“ツヤっぽい装い”を心がけるとよいですね。
婚活パーティーだけでなくその後のデートでも服装選びの基本は同じ
婚活パーティーでせっかく素敵なお相手と出会えても、その後のデートの服装選びで失敗してしまっては元も子もありません。
パーティーでもデートでも服装選びの基本は同じです。特にお付き合いが深まっていくまでの間は、“ありのままの自分”をさらけ出すよりも、“相手に好まれる服装”を心がけましょう。
婚活でNGな服はコレ!
なお、2人きりでデートするとき等は良いものの、婚活パーティーでは避けた方がいい服もあります。
・体型を強調しすぎ、露出しすぎ(へそ出しや胸元を開けすぎ等)
・体型を隠しすぎ、またはそう見える服(チュニックやAラインワンピ等)
・ゴスロリやV系、銀アクセ等、やや個性の強い服
・学生っぽい服
・Tシャツにジーンズ、スニーカー等のラフすぎる服装
これらの服は人によっては大変似合いますが、お相手がまだ自分のことを知らない婚活パーティーという場面で着ると、「結婚に合わなそう」「自由すぎ」といった印象を持たれ、一発NGになってしまう可能性があります。
イメージは「彼/彼女のご両親へご挨拶するときの服装」で!
要は婚活パーティーに臨む服装は、「多くの年代、人にウケる服」であればいいということ。
具体的には、「彼/彼女のご両親に初めてご挨拶する」ときの格好をイメージすると良いでしょう。
自分よりも数十年上の世代の人に好印象を与える服装は、同年代の人に見せる服装とは、また違いますよね。
婚活においては、ほとんどの人が無意識に「両親に紹介したときの反応」を想像しています。
ですので、あなたが、お相手の両親にご挨拶する時の服装で婚活パーティーに参加すれば、お相手は、自分の両親にあなたを紹介する状況が簡単に想像できるでしょう。婚活パーティーにおいては、その想像をジャマしない服装であることが一番重要なのです。
服装選びは婚活を成功に導くための重要なアイテムの1つ。きちんと準備しておきたいですね。
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