まじめな出会いを探す中で、相手との価値観が合うかはとても重要。
特に、お互いの「好き」が詰まった趣味や推し活については、「どんな趣味か」「どれくらい時間やお金をかけるのか」など、気になるポイントが多いはず。
「パートナーの趣味にかけるお金や時間、どこまで許せるんだろう?」「自分の趣味に理解を示してくれるかな?」
そんな疑問にお答えするため、今回、婚活情報サイト『オミカレ』では、オミカレ会員の皆さんにご協力いただき、パートナーの趣味・推し活への許容に関する実態調査を実施しました。
この記事では、恋活・婚活中のオミカレ会員1,165名のリアルな声から見えてきた、「パートナーの趣味にかける費用や頻度に対する意外な本音」を詳しくご紹介します!
・調査期間:2025年4月8日~2025年4月20日
・調査機関:オミカレ会員を対象とした自社調査
・調査方法:webアンケート
・回答数:1,165人
▼あなたの趣味、平均いくら使ってる?男女の費用傾向と高額趣味事情
▼パートナーの趣味費用は意外と寛容!「自分より高くてもOK」が多数派
▼費用よりシビア!?パートナーの趣味「頻度」許容範囲のリアル
▼パートナーから「趣味を減らして欲しい」と言われたら?男女で異なる反応傾向
■あなたの趣味、平均いくら使ってる?男女の費用傾向と高額趣味事情
まず、「趣味がある、もしくは推し活をしている」と回答した方に、普段ご自身の趣味にどれくらい費用をかけているか聞いてみました。
婚活中のオミカレ会員の皆さんが趣味に使う1ヵ月あたりの費用のボリュームゾーンは、男女共に「5,000円~2万円」程度となりました。
しかし、女性に比べ男性の方が、趣味に1ヵ月あたり2万円以上使う人の割合が多く、男性の方が趣味に高額を投じる傾向にあるようです。
ちなみに、1ヵ月あたりの趣味の費用を2万円以上と回答した男性の多くは、「ドライブ」「旅行」などの移動をともなう趣味、もしくは「ゴルフ」「カメラ」などの初期投資や機材投資の必要な趣味、スポーツ観戦などのチケット代が発生する趣味を持っている傾向が見られました。
一方、女性で2万円以上の高額を投じる人は、「推し活」「ライブ」関連や美容・健康・習い事といった「自己投資」をしている人の割合が多い傾向が見られます。
■パートナーの趣味費用は意外と寛容!「自分より高くてもOK」が多数派
では、パートナーが趣味に使う費用については、どこまで許容できると婚活中のオミカレ会員の皆さんは考えているのでしょうか?
自身の趣味費用と比較して、許容範囲を聞いてみました。
この質問に対し、男女ともに最も多かった回答は「自分より高い金額帯」(男性 39.1%、女性 35.3%)であり、次いで「自分と同金額帯」が続きました。
この二つの層を合わせると男女ともに7割近くを占め、「自分より低い金額帯」でなければ許容できない人は比較的少なく、多くの人がパートナーが自分と同じか、あるいは自分以上に趣味に費用をかけていても許容できると考えていることが示されています。
自身の趣味に情熱を持ち費用を投じている人は、パートナーの「好き」やそれにかけるコストに対しても比較的寛容であるようです。
■あなたの恋活・婚活に役立つヒント
大事なのは金額そのものよりも、何にどれくらい価値を見出すかという金銭感覚のすり合わせ。
まずはお相手の趣味や推しの話を聞いて、どんなところに魅力を感じ、どれくらいお金を使っても良いと思っているのか、知ることが必要かもしれません。
■費用よりシビア!?パートナーの趣味「頻度」許容範囲のリアル
費用には寛容な傾向が見られた一方で、趣味にかける「頻度」についてはどうでしょうか?
まず、趣味を持つオミカレ会員の皆さんに、ご自身の趣味活動の頻度を聞いてみました。
この質問に対し、女性は「毎日・ほぼ毎日」(21%以上)や「週に3~5回程度」(約16%)といった比較的高頻度での活動傾向が男性より強く見られました。
一方、男性は「週に1~2回程度」が約28%と最も多く、女性よりは頻度が落ち着くものの、定期的な頻度で趣味を楽しむ層が多いことが分かります。
では、パートナーの趣味の頻度についてはどう許容できるのでしょうか?
費用に関しては「自分と同じか、または自分より高い金額帯」を許容する人が多数派でしたが、どれくらいの頻度で趣味活動するかになると様相が変わり、「自分より低い頻度」までしか許容できないと回答した人が、男性で約23%%・女性で約33%という結果になりました。
特に女性においては、「自分より低い頻度」を望む声が最も多く、全体の約3割を占めます。
男性では「自分と同頻度」が約35%と最も多いものの、「自分より低い頻度」「自分より高い頻度」もそれぞれ2割前後と比較的近く、頻度に対する許容度は分散しています。
しかし女性は、自身の趣味活動の頻度が高い層が多いにも関わらず、パートナーには自分より低い頻度での趣味活動を望む傾向が顕著であることが見て取れます。
趣味にかける費用に対しては比較的寛容な人が多い一方、趣味に費やす「時間=頻度」については、お互いのライフスタイルへの影響が大きいため、より慎重に見る傾向があるようです。
■あなたの恋活・婚活に役立つヒント
パートナー探しでは、お金以上に時間の使い方が重要視される可能性が高い! という点を頭に入れておくと良いかも知れません。
もしあなたの趣味が高頻度な場合、それがお相手との時間や将来にどう影響するか、話し合う姿勢が大切になる可能性も…
■なぜ費用より頻度が重要視される?女性の「低頻度希望」に隠されたホンネ
先の調査で、女性は自身の趣味活動の頻度を「毎日・ほぼ毎日」「週に3~5回程度」と回答する割合が男性より高いにも関わらず、パートナーには「自分より低い頻度」での活動を望む声が多いという結果が出ました。
なぜ費用よりも頻度が重要視され、特に女性がパートナーに低頻度を求める傾向が強いのでしょうか?
この背景には、興味深いヒントがあります。
別の調査結果では、「『自分より低い頻度』を許容範囲とした女性のほぼ75%が、自身の趣味に時間をかけすぎているとは思わない」と回答しているのです。
このことは、女性がパートナーに低頻度を求める理由が、自身の趣味への罪悪感や自己否定から来ているのではなく、自身の趣味時間は大切にしつつも、パートナーとの時間や、将来のライフスタイル全体の時間バランスを真剣に考えていることにある可能性を示唆しています。
つまり、もしパートナーも自分と同じように多くの時間を趣味に費やす場合、二人で過ごす時間や、将来もし家族ができた場合の時間の確保が難しくなることへの懸念が、この「低頻度志向」の背景にあると考えられます。
個人の充実した時間と同じくらい、あるいはそれ以上に、パートナーシップとして共有できる時間や、お互いが無理なく支え合える時間配分を重視していることの表れと言えるでしょう。
費用に対しては比較的寛容でも、趣味に費やす「時間=頻度」については、お互いのライフスタイルへの影響が大きいため、より慎重に見る傾向があると言えます。
特に女性は、自身の趣味時間を肯定しつつも、パートナーとの時間や将来の生活バランスを考慮し、自身の趣味頻度よりも落ち着いたペースの相手を望む傾向が強いと推測されます。
■パートナーから「趣味を減らして欲しい」と言われたら?男女で異なる反応傾向
もし、恋人や結婚相手から「趣味・推し活にかける費用や時間を減らして欲しい」と言われたら、人々はどのように反応するのでしょうか。
この点についても、趣味を持つ皆さんにに率直な意見を聞いてみました。
この質問への回答には、男女で明確な傾向の違いが見られました。
「やや減らす」「減らす」を合わせて男性の約6割は、パートナーのリクエストに応じて減らす方向での調整に肯定的でした。
「減らさない」は1割未満に留まります。
一方、女性は「減らす」、「やや減らす」を合わせても約3割強に留まり、男性より減らすことへのハードルが高いことが分かります。
「減らさない」と回答した割合は女性が16%を超え、男性の2倍以上でした。
最も特徴的なのは、「相手との関係性による」という回答で、この回答を選択した女性は36.39%と最も多く、男性を大きく上回りました。
つまり、女性は関係性の深さや重要度を慎重に見極めた上で、自身の趣味を調整するかどうかを判断しようとする傾向が強いと言えます。
この結果は、自身の趣味や「好き」に対する価値観や、関係性における個人の時間・優先順位の捉え方に男女差がある可能性を示しています。
男性は現実的な「調整・妥協」と捉えやすい一方、女性は趣味が自身のアイデンティティや生活においてより重要な位置を占めている場合が多く、関係性の重みに応じて判断したいという意思が強いと考えられます。
■あなたの恋活・婚活に役立つヒント
「関係性による」という回答は、お互いの関係を大切に思っているからこそ出てくる言葉。
一方的な「やめろ」ではなく、二人にとっての最適解を話し合うチャンスと捉えるのがおすすめです。
真剣な関係を築く上では、お互いの価値観や譲れないことについて、隠さずに話し合うことが不可欠です。
知り合って早い段階から、趣味に対する考え方や、それを大切にしている理由などをオープンに話すことで、相互理解が深まりやすくなります。
オミカレ編集部より
今回の調査では、婚活においてパートナーの趣味にかける「費用」には寛容でも、趣味活動の「頻度」にはシビアな傾向があることが分かりました。特に女性の「自分より低頻度」希望は、時間や関係性のバランスを重視するホンネの表れと考えられます。
本当に大切なのは、趣味の種類や金額でなく、お互いの「好き」への理解と尊重、時間や価値観のすり合わせ、そして関係性を育む姿勢です。
オミカレは、こうした「人となり」や価値観をじっくり感じ取れる、リアルな出会いを応援します。あなたの「好き」を通じて、価値観の合う最高のパートナーとの繋がりをオミカレで見つけてください。
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