婚”喝”コーディネーターとして荒木直美さんが成立させたカップル数は1400組。
フジテレビ系「セブンルール」で活動が紹介され話題に。
ペア率5割に達する勢いの婚活術が注目され全国からオファーを受けるOSKI(おせっかい)ウーマン。
婚活パーティーに関して不安いっぱいな皆様のお悩みに、現場の第一線で活躍し続けているからこその、活きた知見を交えて本気でご回答いただきます!
今回のご相談は、9歳と6歳の可愛い息子さんと暮らすシングルマザーの、ちゅーかちゃん(30代・女性)
婚活頑張るぞ!という方も、ちょっと疲れたので休もう…という方も、愛情たっぷりの婚”喝”アドバイスが心に沁みますよ!
『荒木直美の婚”喝”お悩み相談室!』ちょっと立ち寄ってみませんか?
お悩み相談内容
シングルマザーの再婚は難しいのでしょうか…(ちゅーかちゃん、女性、30代、岡山県)
4年前に別れて、現在9歳(男)6歳(男)のシングルマザーです。
別れた直後から婚活パーティーに何度も参加しています。
再婚(理解)者対象に参加すると、「ちょっと若すぎるなぁ…」と言われ、同世代や特定の女性を対象に参加すると、「子ども2人はちょっと…」「2人共男の子かぁ…」「タイプなんだけど子持ちはちょっと…」と言われます。
もうどの婚活パーティーに参加すればいいのかわかりません。
やはり、シングルマザーの再婚は難しいのでしょうか…
荒木直美さんの婚喝アドバイス
結婚歴を卑下する必要はない
お悩みの件ですが、シングルマザーの再婚、私の周りではたくさん成功しています。
子どもさんを含め愛し理解してくれるパートナーを見つけ結婚生活も順調です。
実は今、日本で結婚しているカップルの4組に1組はリスタート婚、再婚なのです!
つまり、結婚歴があるのは婚活におけるリスクではなく、人生経験として前向きにとらえていいのです。
お別れしたことは恥ではなく、再婚カップルは決して少数派ではありません。
ただ、残念ながら、未だに「結婚する女性は初婚じゃないと」という昔の感覚で生きている男性もいます。
婚活でそんな人と出会って接触事故、傷つけられることもあると思いますが、そういう偏見って早く発見できた方が身のためです。
シングルマザーの婚活戦闘準備(その1)「割り切る」という鎧を身につける!
相手の本音を知らないままデートして交際を進めていき、後々、その狭い懐(ふところ)を見せられても困るので、早い段階で聞いたほうがいいと思います。
それで「自分の子どもじゃないと育てるのは無理」「親に紹介しにくい」という残念な本音が出れば、そこで割り切る!
私の婚活レッスンでは、はじめに年齢や結婚歴を言う方向でアドバイスしています。
「タイプの男性だし、もったいないから子どものことは黙っとこ」なんて隠したところでどうせバレます。
シングルマザーの婚活戦闘準備(その2)めげずに主導権は自分で握る!
大切なのは、シングルマザーだからといって、引け目や、負い目を感じないこと。
ちゅーかちゃんが婚活している目的は、愛しあえるパートナーを探すため、子どもたちに素敵なパパを見つけるためですよね?
だからこそ、子どものため自分のために強くなってほしい。
自分を安売りしたり、男性の言葉に振り回されたりしちゃいけません。
もちろん男性側も子どもの人生も抱え込むわけだから、お金のこと、育てていく自信があるか…そこを考えるのは当然だし、その覚悟なしで迫ってこられても困ります。
でも、再婚者対象婚活において、子どもの人数とか性別とかで「無理っす」なんて躊躇する男性は小さい!
私の目の前に現れたらハズキルーペ👓が必要だと思う。
小さすぎて見えないもん(笑)
ま、はなから退いている男性はこっちから願い下げでいいのです。
ではどうすればいいのか?
手探りで闇雲に相手を探してもらちがあかないので、方向性としては、相手も結婚歴がある男性だったら、ちゅーかちゃんの立場を理解してくれて気持ちを分かってくれるかも。
今、日本では結婚した3組のうち1組がお別れしているので、結婚歴のある男性も婚活市場に増えています。
ただ、子連れ婚OKの男性の年齢は高めなので、質問にあったように、30代のちゅーかちゃんが「まだ若い」という認定を受けてしまうことは起こりえます。
ではここで、「どんな婚活イベントに参加したらいいか?」という質問についてですが、再婚者縛りの婚活イベントが無難ですが・・
文字通り、「難」が無い分やはり選択肢が狭くなるので、自分の事情を一から話すという「難」があっても一般的な婚活で潔く出会いを消化していく方が「有難い」出会いにつながります。
その時、注文の多いハイスペック系男子は避けて、正反対のタイプ、高倉健さん並の不器用男子をあえて狙っていく方がいいですね。
「不器用ですけど」っていいながら長~く大切に愛してくれます。
不器用系男子で思い出しましたが…
ちゅーかちゃんのお仕事仲間や友人に「子ども好きの不器用系30代独身男性」を紹介してほしい!と具体的な相談を持ち掛けてみましょう。
単に「誰か紹介して」というと、また事故につながるので、具体的な注文をつけることが大切です。
世の中には、恥ずかしくて婚活に参加できず「結婚を先延ばしにした」優しい独身男性がたくさん潜んでいます。
そこを掘り起こして、お宝発見というケースも過去たくさんありました。
「俺、本当は結婚したいし、子連れ婚もOKなんだけど、どうしたらいいかわからないし、このまま一人で生きていくしかない…」と結婚を諦めたふりをしている優良物件が日本中に眠っています。
そこを気心の知れた友人の手を借りて探すのです。
「知人が間に入ってくれるなら…」という餌でおびき出せば、タケノコみたいにひょっこり顔を出します。
それを見逃してはいけません、出てきたら掘る!のです(笑)
シングルマザーの婚活戦闘準備(その3)「本能の赴くママ」を少し休んで一人の女になる
ちゅーかちゃんは6年前にお別れされ、すぐに婚活を始めたということですが、子どもさんのためにも「早く相手を見つけなきゃ…」と猪突猛進、真正面から切り込んで婚活を頑張ってきたかもしれませんね。
婚活戦術はいろんな視点、様々な側面から考えるべきで、同じことを繰り返していると、うまくいかない自分を責めて、ハートも疲れてきます。
時には、狩りの方法を変えたり、狩場を移動してみたりすると、違う世界が広がります。
手放した時に入ってくることがあるので、婚活は続けて欲しいけれど、辛い時はちょっぴり休んでみるのもありです。
例えば四六時中、子どもさんと一緒に行動しているとしたらちょっと変えてみる。
「本能の赴くママ」を休憩すること。
私の経験として、会えない時間にも愛は育ちました(笑)
たまには信頼できる人に子どもを預けて、一人で趣味のサークルに出かけてみるなど、子育てから離れる時間を作ってみるのもおススメです。
しがみついている時はつかめなかったものが、そんなつもりじゃない時に限って手に入ったりします。
安いサンダルを履いている時に限って元カレと遭遇する…あ、これは違うかな?(笑)
わかる人にはわかるユーミンの名曲です。
どうか顔を上げて堂々と再婚への道を歩んで
子どもさんも、下のお子さんが6歳ならばそろそろシフトチェンジしてもいい頃です。
これまで母親という責任感でがんばってきて、本当に大変だったでしょうから、少し肩の力を抜いてスピードを緩めると、周りの景色も見えてきます。
私の婚活コーディネート歴22年において、結構、灯台下暗し案件も多く、余計なお世話かもしれませんが、例えば、「子どもさんが心を許して慕っている独身の男性」とか近くにいたりしませんか?
今一度、辺りを見渡してみても損はないかもしれません。
「ないな」と思った人に一周グルっと回ってたどり着いたケースもいっぱいあります。
諦めなければ「3人まとめて俺が愛していく!」という優しい男性がきっと現れます。
それが見つかれば、これまで以上にきっとはるかに幸せになれるはずです。
どうか顔を上げて堂々と再婚への道を歩んでください。
応援していますよ。
ちゅーかちゃんファイト!!
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ちゅうーかちゃん、こんにちは。
うちも一緒!二人とも男の子です!
我が家は双子で、現在22歳。
男の子はご飯を食べる量が多かったり、思春期は洗濯物も汗臭かったり、物理的には大変ですが精神的にはわかりやすくて母親にとても優しい生き物です(笑)
成長すればするほど頼もしくなって母を支えてくれますから、今は大変でしょうが頑張ってくださいね。