結婚を考えているなら婚活をして出会いを探すことも考えるでしょう。婚活をすることでいろいろな人に出会うことができ、結婚できる可能性が高くなるからです。
ただ、婚活を始めたからと言って直ぐに良いお相手が見つかるわけではありません。
婚活を始めても思うようにいかないことも多くあるため、しっかり対策を練っておくことが大事です。婚活はどのような実態となっているのか体験談を元に内容を参考にみていきましょう。
まずは、婚活パーティーに参加した女性の体験談をご紹介します。
参加した方ならではのリアルな体験談なので、婚活パーティーへの参加を迷っている方はぜひ読んでみてください。
婚活パーティー参加者のプロフィール
基本情報
年齢 | 29歳 |
職種 | 事務 |
住所 | 都内(1人暮らし) |
年収 | 400万円 |
学歴 | 短大卒(文系) |
出身は群馬県、短大で東京に出てきて、そのまま都内の流通系の会社に就職しました。
恋愛経験は高校生の頃に初めての彼氏ができ、短大を卒業するまでに3人の方とお付き合いをしてきました。
就職をしてからは友人からの誘いで合コンなどにも参加していたのですが、周りがどんどん結婚していく中でそのような機会もどんどん減っていきました。
会社でも内勤が中心なので、新しい人に出会うことがありません。
婚活パーティーに参加したきっかけ
もともと「30歳までには結婚したい」という願望があったのですが、28歳の誕生日を迎えた時点で彼氏はいませんでした。
確か彼氏いない歴は2年になっていたと思います。そこで「婚活しよう」と思い立ちました。
手軽さからとりあえずマッチングアプリに登録しました。マッチングアプリに登録すると、たくさんの男性から「いいね」をもらえたものの、なかなか気になる人はできません。
「とりあえず会ってみるか」と思って会った人が遊び目的だったり、プロフィール写真と全く違う人が現れたりと、あまりいい思い出はありません。
やはり手軽な分、男性側にも真剣さが足りないように感じました。
もっと真剣に交際できる人に出会いたいと思い、マッチングアプリではなく婚活パーティーに参加してみることにしました。
参加した婚活パーティー
参加の決め手
どの婚活パーティーに参加するか迷ったのですが、「年代が近い」「オーソドックスなタイプ」「スタッフのサポートがある」を基準に選びました。
参加したのは、新宿のイタリアンバルで男女8対8の婚活パーティーでした。
お店を貸し切って、軽食とお酒も楽しめるとのことで、話しやすい雰囲気だろうなと思ったのが決め手です。
参加者の年代も、男女比も、自分の探していたものにぴったりでした。
自分の趣味である「映画」好きが集まる婚活パーティーや、今話題の「婚活バスツアー」も考えたのですが、初めて参加するにはハードルが高いかなと思い断念しました。
参加した婚活パーティーの形式は乾杯からはじまり、フリートークやシャッフルタイムなどを経て、最後に気になる人をスタッフに伝え結果がわかるというものです。
王道のパターンです。
ちなみに19時からスタートしたのですが、この時間帯であればメイクやファッションもしっかり準備できるので安心でした。
婚活パーティーの持ち物
少し余談になりますが、初めて婚活パーティーに参加しようと思っている方のために、必要な持ち物についてもお伝えしておきます。
婚活パーティーには普段お出かけの際に持ち歩いているものに加え、保険証や免許証などの身分証明書、ペンなどの筆記用具を持っていくと良いです。
身分証がないと婚活パーティーに参加できない場合もあるので、普段持ち歩かない人は注意してください。
気になるお相手と連絡先を交換する際に充電が切れていた…なんて悲しいことにならないように、モバイルバッテリーも持っていると安心です。
ペンなどの筆記用具は、会場でプロフィールカードを記入する際に使います。
女性が持っておくと便利なもの
スプレーやタブレットなどの口臭ケアグッズ、メイク直し用のコスメと手鏡、ヘアケア用品、毛抜きなども持っておくと安心です。
婚活パーティーはやはり第一印象が大切なので、直前まで鏡を見て身だしなみをチェックしておきましょう。
特に女性にとってムダ毛は見た目のイメージをダウンさせてしまうものなので、処理忘れを発見したときのために毛抜きがあると便利です。
私も毛抜きに助けられました。
口臭ケアグッズやヘアケア用品などは、お相手に不快感を与えないためにも大切なアイテムだと思います。
男性が持っておくと便利なもの
男性も身だしなみをチェックできるよう手鏡を持っておくと良いでしょう。
また、ヘアワックスや唇の乾燥を防ぐためのリップクリームなどもあると良いでしょう。
体臭が気になって香水を振りかけてきてしまう方もいらっしゃいますが、香りの強すぎる香水はNGです。
意外とメガネが汚れている方も多いので、メガネをかけている方はメガネ拭きを持っておくことも忘れずに。
いざ会場入り!まずはプロフィールカードを記入
ほとんどの婚活パーティーでは、会場入りしてプロフィールカードが配られます。
このプロフィールカードには簡単な仕事内容や趣味などを記入します。
これを使ってお相手に自分のことをアピールします。
ただし書き慣れていないと、お相手の興味を引くことのできないプロフィールカードになってしまいます。
最悪の場合は空欄のまま婚活パーティーがスタートしてしまうなんてこともあります。
実際に私が婚活パーティーでプロフィールカードを記入した体験をもとに、記入にあたってのポイントもお伝えしておきます。
情報はたくさん書いておく
婚活パーティーでは、1人1人と会話する時間はそんなに多くはありません。
短時間で自分のことを知ってもらうためには、会話にプラスしてプロフィールカードの情報が必須になります。
ですから、できるだけたくさんの情報を書いておくことをオススメします。
内容は具体的に
プロフィールカードに書く情報は具体的に記入しましょう。
例えば趣味の欄に「読書」と書くのではなく、「ミステリー小説をよく読みます」と書いた方が、会話が弾みやすいのです。
プロフィールカードはお相手との共通点を見つけるためのものでもあるので、成功率をアップさせるためには具体的な事柄を書くようにしましょう。
嘘を書かない
自分をよく見せるために、嘘を書いてはいけません。
そんなに料理が好きでもないのに好感度アップのために「料理が得意」と書いたりする方も多いようです。
いざ、お付き合いする段階になってその嘘がバレると、お相手の信用を失ってしまいます。
見栄を張った自分ではなく自然体の姿を見せ、それを受け入れてくれるお相手の方が、交際相手としてふさわしいでしょう。
好きなタイプは細かく書きすぎない
「内容は具体的に」と言いましたが、「好みのタイプ」を書く欄だけは具体的すぎない情報を書きましょう。
本当は身長180cm以上の人が好きであったとしても、それをそのまま書いてしまうと当てはまる人が少なくなってしまいます。
お相手も「僕ではダメだ」と萎縮してしまいます。
この場合は「自分より背の高い人」など、厳しすぎない条件を記入するようにしておくと安心です。
婚活パーティー開始!説明からトークタイムまで
婚活パーティーの説明
婚活パーティー開始前には、婚活パーティー事業者から会の説明があります。
進行の仕方や注意事項などがアナウンスされるので、しっかり聞いておきましょう。
この時、進行に関して分からないことがあれば質問してください。
進行を把握しておかないと、気になる人との連絡先交換のタイミングを逃してしまうこともあります。
人が多くて聞きづらい場合は、後で会場のスタッフにこっそり質問してみてください。
トークタイムについて
私の参加した婚活パーティーでは、まずは近くの席に座った男性と話し、スタッフの「シャッフルタイムです!」の合図で席替えをするというスタイルでした。
シャッフルタイムは何度か設けられているので、結果的に参加者全員と話すことができました。
1対1で話しかけられることもあれば、周辺にいた複数人でトークをすることもあり、シャッフルするたびにメンバーや雰囲気が変わるのも新鮮でした。
なお、お互いに胸には番号札をつけており、これが後のマッチングに必要になってくるので、気になった方の番号は控えておきましょう。
何番がどの人だったかわからなくなってしまうこともあるので、話してみた印象などをメモしておくのがおすすめです。婚活パーティーによっては印象を記入するシートも渡してもらえます。
この時の婚活パーティーでは、30歳の商社マンの方が気になりました。
会話の中にさりげなく気遣いを感じることができたので、話していてとても心地よかったのです。
他の参加メンバーともすぐに打ち解けていた様子だったので、その気さくな性格にも惹かれました。
ドキドキのマッチング発表タイム!
マッチング結果発表
婚活パーティーの終盤、スタッフから紙を渡され、気になったお相手の番号を1番から3番まで記入するように言われました。
スタッフがそれを集計し、お互いが「いいな」と思っていた場合にマッチング成立となります。
もちろん私は商社マンに投票しました。
「きっと他の人にも人気だっただろうな」と不安になりながらも結果発表を待ちます。
そしてスタッフの方から、結果発表が。「○番の方と○番の方、カップル成立です。おめでとうございます!」と伝えられるのですが、なんと私は商社マンとカップルになることができたのです。
「初めての婚活パーティーでカップルになれちゃった」と驚きながらも、いいなと思っていた人とマッチングできたことにとても嬉しかったです。
今は冷静に書いていますが、当日は心臓がばくばくしていたのを覚えています。
2人きりで2次会へ
婚活パーティーはここで終了です。
これからはマッチングしたカップル同士次第です。
私の場合は、商社マンの方から「この後、予定が空いていたら2次会しませんか?」と誘ってくれたので、そのまま近くの飲食店に行きました。
他のカップルは連絡先を交換したり、次に会う日を相談していたりしました。
飲食店に入っても私のドキドキは収まらなかったのですが、商社マンの方もこれが初めての婚活パーティーだったそうで、お互い「緊張したよね」という会話から打ち解けることができました。
その日は楽しくお酒を飲み、一週間後にランチをする約束をしました。
初めて参加した婚活パーティーでしたが、素敵な人とマッチングできてとても嬉しかったです。
これから商社マンと仲良くなれたらいいなと思っています。
婚活体験者が知っておきたかった婚活の実態
婚活をスムーズに進めるためには体験談から、どのような実態となっているのか確認することが大事です。実態をつかむことで婚活への対策を考えることができます。婚活は以下のような実態となっています。
男性と婚活の観点に違いがある
婚活をするときに異性により温度差を感じることがあります。
女性の場合、婚活を行うときは真剣に結婚相手となる人を見つける傾向があります。
そのため、お相手の外見やルックスも気にしますが職業や年齢、価値観、性格など、結婚生活をイメージしてうまくやっていくことができるのかを考えて男性を選びます。
一方、男性も真剣に婚活を行いますが、中には彼女がいないので婚活を開始する人、または親に婚活を勧められて仕方なく参加しているなど、モチベーションが低い人もおられます。
また、男性は相手のルックスや年齢など外見を重視する傾向があるので、若い女性ほど男性からは評価が高い実態となっています。「婚活は異性共に同じ観点で参加している」と思っている人は異性によって違いがあることを覚えておきましょう。
偏見や決めつけがある
婚活では偏見や決めつけをされることがあります。婚活パーティーなどの参加した際は、お互いに趣味や年齢、職業について知ることができます。しかし、年齢や職業だけでお相手は自分に対して一定の固定観念を抱くことがあり、婚活が不利になってしまうことがあります。
例えば、年齢が35歳など30代後半の女性で職業が教師であれば、男性からは「性格がきついので結婚できていないのでは?」と思われてしまうこともあります。
しかし、若い年齢で職業が保育士などであれば、男性は「優しくて子供が好きな家庭的な女性」と高評価となり相手への興味や関心も高くなります。
年齢や職業は自分の1つの特徴でしかありませんが、婚活の際は重要な部分となり、お相手への見方に影響を与えます。1番大事なのは人柄と言われますが、年齢や職業も大きく印象を変えるため、その点を注意して参加しましょう。
1回で理想のお相手に出会えない
婚活の際は良い人に出会うことができるように、出会いの場に参加することでしょう。出会いの場は婚活パーティーやお見合い、マッチングアプリなど、いろいろな方法で出会うことができます。
ただ、婚活をして出会いの場に参加すれば「直ぐに相手が見つかる」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、実際はなかなか理想のお相手に出会うのは難しいです。婚活パーティーやお見合いで相手と会話をしたとしても、「自分の思うような性格の人じゃない」「価値観や趣味が合わない」など違和感を感じることが多いからです。
自分がお相手のことを「良いな」と思っても、お相手が「他の人にしよう」と思うなら、マッチングとはならないので、新たな出会いを探さなくてはいけません。
そのため、婚活を始めて出会いの場に参加しても直ぐにお相手を見つけられる可能性は低く、長期的になってくるほど自分も婚活疲れなどでストレスが溜まってきます。
お互いに理想のお相手を見つけるというは簡単なことではないので、自分有利な考えはやめておきましょう。
年齢が若い人に出会える可能性は高くない
婚活をしているなら、お相手の年齢が気になる人もいるでしょう。
男性も女性も「できれば若い人と出会いたい」と考えるかもしれません。しかし、実際に婚活で若い異性の方に出会うのは難しいです。
婚活をしている年齢層では20代もおられますが、年齢層で多いのは圧倒的に30代です。そのため「若い異性の方に出会って結婚したい」という思いを持っている方は婚活がうまくいかない可能性が高いです。
仮に若い人に婚活パーティーで出会えたとしても、他の人からも人気があるため自分とマッチングできる可能性は低いです。
若い異性と出会いたいなら合コンや恋活マッチングアプリを利用すれば出会えますが、結婚願望を持っている人は少ないので、自分の目的とは違ってきます。
そのため、婚活をするときは年齢層を30歳以上と高くしておくことが大事です。20代と限定すると婚活が進みません。
男性が少ないことも
婚活を行うときに男性と女性では参加人数に違いがある場合もあります。婚活パーティーや結婚相談所の登録では男女比が合うように運営側も努力していますが、女性の方が婚活市場内で活動することが多くなっています。
婚活では男性側が意識を変化させること、または良い出会いがなく仕事との両立で疲れて婚活市場から撤退することが多くなっているようです。そのため、婚活パーティーに参加しても男女比が5:5ではなく6:4、ひどければ7:3や8:2という場合もあります。
男女比で女性が圧倒的に多いなら、ライバルが多いので、自分が「良いな」と思った人とマッチングする確率も低くなります。
婚活を長く続けていても良い出会いに恵まれず停滞してしまうこともあるため、婚活が成功しないこともあります。ただ、婚活パーティーで男女比が明らかに違う場合は、運営側が真面目に行っていないこともあるため注意しておきましょう。
婚活の実態や体験談を踏まえて成功するための方法とは
婚活を行うなら「良い人に出会って結婚できる」と思っている人もいますが、実態や体験談を考えるとイメージ通りにいくとは限りません。
婚活の実態や体験談を踏まえて、どのように行動していく必要があるのかしっかり考えることが大事です。実態への対策として以下の方法を行うことができます。
良い出会いがないときは休息する
婚活を続けていても自分の理想とする人に出会うことができなかったり、全くマッチングすることができなかったりするなら精神面の維持が難しくなることもあるでしょう。
特に、婚活を長期的に行って良い出会いを見つけられず停滞しているなら婚活疲れとなり私生活に悪影響が出てしまうこともあります。
もし、婚活が上手くいかず精神的にきつく感じるなら一旦休息することを考えましょう。早く結婚したい人もいるかもしれませんが、精神面で疲れてしまうと出会う相手もマイナスイメージを抱いてしまい、婚活の成功率は下がってしまう可能性が高いです。
良い出会いを確実に掴むためにも、2〜3ヶ月は婚活を休んで自分のモチベーションがまた上がったときに再開するようにしましょう。
条件を見直す
婚活で良い出会いが無い方は1度条件の見直しをするのも良い方法です。自分で外せない条件はあるはずですが、妥協できそうな条件がないのか確認することで、婚活対象が広がりマッチング率が向上することもあります。
例えば、婚活対象の年齢が30代前半までとしているなら、30代中盤まで引き上げてみる、相手に求める年収を引き下げてみるなど対策を考えましょう。条件を見直すことで良いお相手に出会える可能性が高くなることもあるため、検討してみましょう。
婚活の実態を踏まえて行動しよう
婚活で良いお相手に出会い、結婚相手を見つけるためにはしっかり実態を踏まえて行動することが大事です。理想と実際の状況は大きく違うことがあるため、しっかり実態に合わせて婚活を行うようにしてください。
ただ、百聞は一見に如かず、躊躇している時間があるのなら、参加してみたほうが良いと思います。
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