【婚活中の男女が考える出産や子育て】不安に感じること第1位は、男女ともに「経済的要素」が選ばれる結果に(オミカレ婚活実態調査)

オミカレ婚活実態調査

今回のオミカレ婚活実態調査では、オミカレ会員を対象に「出産・子育ての本音調査」を実施し、1,091人より回答を得ました。

「異次元の少子化対策」がニュースでも話題になり、注目が集まる「出産や子育てを取り巻く環境」

コロナ禍を経て、大きく生活様式が変化する昨今、これから結婚をして家庭を持つことを考えてる皆さんは、どのように思い、行動したいと考えているでしょうか?

それではご紹介していきます!

Q1.積極的に出産したり子育てをしたい環境と感じますか?

まず男性の結果です。

全体では「とても思う」と回答した人がトップで、28.8%。「少し思う」を選んだ人も18.7%と「あまり思わない」「全く思わない」を選んだ人を上回っています。
男性では「積極的に出産や子育てをしたい環境」と感じている人が多い結果になりました。

年代別で見ると、圧倒的に20代の支持が高く、続いて40代との結果になりました。

この2つの年代では「思う」と回答した人が60%を超えていて、「どちらとも言えない」「思わない」より高く支持されていることが分かりますが、中間の30代では「思う」と回答した人は50%弱で、20代40代に比べると若干低くなっていました。

「積極的に出産や子育てをしたい環境」と感じる人が多い背景には、すでに十分準備ができていたり、また、コロナ禍で普及し今ではスタンダードになりつつある、テレワークなどによる働き方の多様化も、大きく関係しているようにも感じます。

続いて女性の結果を見ていきましょう。

「どちらとも言えない」がトップに選ばれ、男性では4位だった「あまり思わない」が、続く2位の回答数を集めました。

男性では「思う」と回答した人が多く見られていましたが、女性では異なる結果になりました。

年代別では、20代・30代では「思う」「とても思う」と考えている人が多い傾向ですが、40代以上の年代では、「思う」「とても思う」と回答した人は大幅に減り、「どちらとも言えない」「思わない」と回答する人が明らかに増える傾向が見られました。

そして、男女で比較した時、男性の方が「積極的に出産や子育てをしたい環境」と考えている人が多く、女性では、年代によって印象は異なり、若い年代の方が「積極的に出産や子育てをしたい環境」と考えている人が多いという傾向が見えました。

Q2.将来的に子供が欲しいと思いますか?

まず、男性の結果です。トップは「とても思う」と回答した人で、43.1%でした!

続く2位は「少し思う」なので、合わせると67%の人が「将来的に子供が欲しい」と考えていることが分かりました。

年代別では、20代が最も意識が高く、続いて30代、40代の順になりました。どの年代でも「思わない」を大きく上回る結果になっています。

男性の傾向としては「将来的に子供を望む人が、望まない人より圧倒的に多い」という結果が見えました!

続いて女性の結果を見ていきましょう。

トップは、男性と同じく「とても思う」が選ばれました。

2位の「少し思う」も男性と同じで、合わせると63.1%。男女ともに共通して、「将来的に子供が欲しい」と思っている人が、思わないと考える人に比べると多い傾向が見えてきました。

年代別では、思うと回答した人は30代が最も高く、僅差で20代。どちらも70%以上の人が支持していました。

また、40代でも1位に選ばれているものの、思うと回答した人は約50%と、20~30代に比べると大幅に下がる結果になりました。

Q3.子供誕生後は、専業主婦(夫)になりたいですか?

こちらの質問は、男女の結果を横並びでご覧いただきます。

男女ともに「共働きがいい」が高い支持を集め、トップに選ばれました。

♦男性編

男性では全ての年代で「共働きがいい」と回答した人がトップで、20~40代では60%以上と過半数を大幅に超え、圧倒的に「共働きがいい」と考えている人が多いことが分かりました!

続く2位は「今は分からない」と回答した人。年代別では40代の人たちからの支持が高く、約3人に1人から選ばれていました。

「専業主夫になりたい」「相手に専業主婦になって欲しい」はともに5%前後の回答で、男性はほとんど希望していないということが分かりました。

男性は、「夫婦ともに仕事をしながら、子育てをしていきたい」と考える人が多い傾向にあるようですね。

♦女性編

トップは男性同様、「共働きがいい」が選ばれ、45.1%を集めました。ポイント的には、男性63%なので約20%の差が開き、男性の方が高い結果でした。

「結婚後は、共働きがいい」という意識は男女ともに高い傾向にはありますが、男性の方がより高いと言えますね。

そして、男性と大きく異なる点はというと、「専業主婦になりたい」と回答した人の割合です。

男性では5%ですが、女性では23.7%と約5倍の差になっていることが分かります。

この結果から、男性育休取得の推進が話題になっているものの、子供誕生後は、家庭や子育てに専念したいと考える女性が多いのかも知れません。

なお、年代別では20代が32%と、3人に1人が「結婚後は専業主婦になりたい」と考えていることが分かりました。また、30代で24.5%、40代で22%なので、20代からの支持が圧倒的に高いと言えますね。

Q4.出産や子育てを考えた時、どのような事が不安ですか?(複数回答)

出産や結婚を機に、これまでとは違う生活環境を迎えることになります。

それに伴い、不安なことはあるのか?また、どんなことが不安と感じるのか?を質問してみました。

トップの回答は「教育費や生活費増の経済的要素」。性別年代別で見ていくと、30代女性が最も高く、2位は20代女性、続いて30代男性の順でした。それぞれ70%を超えていて、全体を通して最も不安に感じている要素ということが分かりました。

続いて2位は「仕事と家庭との両立」で、20代男性以外から、教育費や生活費増の経済的要素に続く2位の回答を集めました。

3位は「住まいや人間関係の環境の変化」、4位は「保育園や学童などの子供の預け先確保」という結果になりました。

5位「不安なことはない」と回答した人は全ての性別年代で10%未満で、最も低いのは20代女性の1.9%、続いて30代女性で2.2%という結果になりました。

特に30代女性は、「教育費や生活費増の経済的要素・仕事と家庭との両立・住まいや人間関係の環境の変化・保育園や学童などの子供の預け先確保」の全ての項目で「不安に感じる」と回答した人の割合が1位になっています。

30代では男性でも高い傾向が見られているので、年代別で比較すると30代の人が出産や子育てを考えた時に、不安に感じる要素が多く見られる結果になりました。

♦最後に・・♦

出産や子育てをテーマにした、今回のオミカレ婚活実態調査はいかがでしたか??

性別や年代で持っている考え方や思いは違っていることが、今回の調査結果から分かりました。

アフターコロナを迎えつつある今、コロナ禍では恋愛や結婚について、積極的な行動を控えていた皆さんも、ぜひ結婚後の生活や出産、子育てについて思いを巡らせてみてはいかがでしょうか♪

オミカレ編集部では、婚活・恋活に関わる調査を今後も続けてまいります!

【調査概要】
・調査期間 2023/3/1(水)~2023/3/5(日)
・調査機関 オミカレ会員に対して自社調査
・調査方法 webアンケート
・回答数 1,091人

 

 

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