初めてのデート代は男性の全額負担が当たり前？奢り奢られ論争で「1円も奢りたくない」の本音爆発！理想の初デートプランについてもリサーチ【婚活実態調査】

SNSなどでも頻繁に話題になる男女間での「奢り奢られ問題」。
ひと昔前は女性側の「女性は男性に会うために、服やアクセサリーや美容にお金がかかっているんだから、デート代は男性が出すのが当然！」なんて意見もありましたが、現在はどうなんでしょうか？

ということで、今回のオミカレ婚活実態調査のテーマは「交際前の初デートについて」。
オミカレ会員を対象にアンケートを実施し、897人に回答いただくことができました。

費用は男女どちらが負担すべき？どこに行きたい？何時間くらいが理想？など、初デートにまつわるアレコレを調査。
また、アンケート結果をもとに、恋人・結婚相手と行きたい人気の旅行先もご紹介していきます。

■婚活イベント、男女の参加に料金差は当たり前？「女性の真剣度がわからない」と嘆く男性も…

全国で開催されている婚活パーティー・街コンのほとんどで男女差があり、女性の方が男性よりも低価格もしくは無料になっている参加費。

女性の90％以上がこの男女差について「満足している」「やや満足している」「何とも思わない」と回答していますが、やはり気になるのは、参加費が高い男性の回答。
60％以上の男性が参加費の男女差について「不満」「やや不満」と回答していました。

■「満足している」「やや満足している」
・男性の本気度がわかるから。（女性）
・女性の方が所得が少ないと思われるから（女性）
・収入が少ない女性もいるので、仕方がない（男性）

■「不満」「やや不満」
・女性の料金が安すぎると、真剣に出会いを探している人が集まらないから（男性）
・安すぎるやただだと本気度低い人が来るため（男性）
・男性も女性と同額で，安い方が来やすいと思うから（女性）
・金額差は仕方ないが、男性が高すぎると人が集まらないのも問題。（女性）

「満足している」「やや満足している」と回答した人にその理由を聞くと、「参加費がやや高額だと、ヤリモクではない、真剣度の高い人が参加するから」「女性の方が収入が少ないことがあるから」などの意見が多く寄せられました。

また、「不満」「やや不満」と答えた男性の多くが「女性の料金が安い・無料だと、真剣でない人が参加する」を理由に挙げていました。
女性からは「男性の参加費が高いと、人が集まらないと思う」との不満の声も。

満足している人、満足していない人、どちらの理由にも「真剣」というワードが多く見られたこの設問。
現在、その手軽さから、出会いのツールとしてマッチングアプリを利用している人が非常に多いですが、簡単にそして安価に利用できることから「身体目的の人とばかりマッチングする…」という声がオミカレ会員から寄せられることも。
婚活パーティーの参加費を、「ある程度お金をかけても、まじめに付き合える異性と出会いたい」という真剣度をはかるための基準としている人も多いようですね。

■初デートの”奢り奢られ問題”。女性の4割以上が「1円も奢りたくない」と回答。

SNSでもたびたび話題となる「奢り奢られ論争」。
今回は”交際前の”初デートの際の費用について、オミカレ会員に聞いてみました。

男性で最も多かった回答は「男性が多めに負担すべきだと思う」ですが、次に多かったのは「男女で割り勘にすべきだと思う」の回答。
女性に多めに、もしくは全額負担して欲しいと回答したのは0人でしたが、「多少は女性にも負担して欲しい」という男性が多いようです。
「奢ってもらって当たり前！のような態度をとられると不快」「奢られ目的に感じられて、真剣度が見えない」などの理由があげられていました。

一方、女性に一番多かったのは「男性が全額負担すべき」の回答。
「男性が多めに負担すべきだと思う」と合わせると、60％近くにのぼり、デート費用は男性に多く負担してもらいたいと考えている女性は多いようです。

しかし、「男性が全額負担すべき」と回答した女性の16％は、「交際後のデートでは、男性が全額負担すべきとは思わない」と回答しています。
「交際する前はカッコ良いところを見せて欲しい」「長く付き合っていくことを考えると、どちらかに負担がかかりすぎるのは良くないと思う」といった理由から、初回デートでは男性に全額負担してもらいたいと思っている女性が多いようです。

男女共に最も多かったのは「2,001～5,000円」の答えでした。

ちなみに、「交際前の初デートで行きたい場所・したいことを教えてください」の質問に、男女共に30％以上が「食事」「カフェ」「ごはん」などと回答。
“まだお互いをよく知らない段階でのデート”なので、まずは会話をして相手への理解を深めたい人が多いようです。

映画館・水族館などの回答も非常に多く、「共通の話題ができるから」「話がしやすくなる」といった意見が多く寄せられました。

交際前の初デートでは、多くの人が会話ができることを重視し、あまりお金はかけすぎない傾向にあるようです。

男性の40％以上が「2,001円～5,000円」と回答。
「水族館や映画館のチケット代＋カフェ・ランチ代」がちょうどこれくらいの価格帯にあてはまります。
次いで「5,0001～10,000円」との回答が約24％となっており、男性の多くが交際前の初デートでは全額・多めに費用を負担しようと考えているのがわかる結果となりました。

一方、女性の4割以上は「奢りたくない」と回答。
しかし、約33％は「2,000円以下」、約22％は「2,001円～5,000円」と回答しており、半数以上の女性は、デート費用の負担に消極的ではない傾向にあることがわかりました。

男女共にもっとも回答が多かったのは「3時間未満」、次いで「3時間くらい」の回答が多い結果となりました。
「3時間未満」「3時間くらい」を選んだ人のほとんどが、初デートにしたいことを「食事」「カフェ」と回答。
長すぎず、短すぎない時間をゆっくり過ごし、会話を楽しみたい人が多い傾向にありました。

また、集合時間は「お昼頃」を好む人がもっとも多く、初回デートはランチが丁度良いようです。
「夕方・夜」に集合したい人も多く、そのうちのほとんどが「一緒にお酒を飲みたい」と回答。
ほろ酔いだと会話も弾みやすくなるので、お酒が好き・得意な方は、居酒屋デートも良いですね。

■9割近くの男女が「恋人・結婚相手と旅行をしたい」紅葉の時期にもぴったりの、温泉旅行はいかがですか？

男女ともに、約85％が1年に1回以上、「旅行をしたい」
と回答。
最近の円安の影響もあってか、国内旅行の方が人気の傾向になっています。

■恋人・結婚相手と行きたい旅行先は？
＜国内＞
・温泉
・沖縄
・北海道　など

＜海外＞
・モルディブ
・世界遺産めぐり
・ハワイ
・世界中のディズニーリゾート　など

国内では、ダントツで「温泉旅行」が人気。
草津、熱海、別府…これからの紅葉シーズンは特に景色も良く、温泉に入るにはぴったりの時期ですね。

海外だと「ハワイ」「モルディブ」など、海がきれいなところに行きたいという人が多数。
マリンアクティビティを楽しむも良し、波の音を聞きながらのんびりするも良し…考えるだけでわくわくしてきますね。

オミカレ会員にも旅行好きは多く、以前実施した結婚にまつわるアンケートでは「結婚式も指輪もいらないけど、新婚旅行したい」という回答が多数寄せられました。
婚活パーティーで知り合ったお相手に、「旅行するならどこに行きたい？」と聞いてみると、会話がはずむかも知れません。

■冬はやっぱり独り身がキツい！「理想の異性に出会えなくて悩んでるけど、相談できる人がいない」の現実…

男女共に、約50％の人が「クリスマス」は独り身にはつらい、と回答。
イルミネーションの中を歩くたくさんのカップルを見ると、寒さも相まって寂しい気持ちが倍増してしまいますよね。

続いて回答が多かったのは「自分の誕生日」。
女性の約45％が上記の回答をしており、男性よりも女性の方が自分の誕生日に独り身がつらいと感じる傾向にあるようです。

クリスマス、年越し、お正月、バレンタインデー…とイベントが続く、冬。
寒い季節をあたたかい気持ちで過ごすためにも、今のうちに婚活パーティーへの参加をちょっと増やして、出会いの機会を増やしておくのもアリかも？

7割以上の女性が「頻繁にある」「ある」と回答した一方で、同様の回答をした男性は5割に満たない結果に。
恋愛や結婚の話題は、女性の方が誰かに共有したい傾向が強く出ていました。

しかし、「頻繁にある」「ある」と回答した男性の約32％は、相談・共有できる人が「いない」と回答。
恋愛・結婚について悩みや嬉しいことがあっても、誰かに相談することができない状況の男性は少なくないようです。

女性は65％以上、男性の約半数が「好みの異性・合う異性に出会えない」という悩みを抱えていることが判明。
前回、オミカレ婚活実態調査で実施した「理想の異性」についてのアンケートによると、男女問わず多くの人が最も重視しているのは「人柄」でしたが、項目ごとに重視度を聞くと男性に比べて女性は「年収」「職業」「容姿」などへの重視度も高いという結果に。
これから末永くお付き合いをしていくことを考えると、妥協できないポイントも多くなり、”理想の異性”に巡り会うまでに時間がかかることも…。

オミカレ会員の、恋人ができるまでに参加したパーティーの回数は、平均5回。
何度か繰り返しパーティーに参加することで、異性との会話のコツがわかってきたり、自己分析が進んで参加するパーティーを選ぶ基準が定まったりする傾向にあります。
1回の参加で諦めず、ぜひ何回か参加してみてください。

■「デート費用はどっちが払う？」でわかる、お互いの価値観

交際前の初デートの費用負担について、男性は「女性が多く出す必要はないけど、多少は負担して欲しい」と考えている人が多く、女性は「初デートは男性に全額もしくは多めに負担して欲しい」と感じている人が多い結果に。

初回のデート費用を負担してもらえると、単純に嬉しいと感じますし、「頼りがいがある」「”私のため”に何かをしてくれる人」と印象が良くなったり、「身体目的かも？」「遊びかも？」といった不安が払拭されたりします。
しかし、男性がデート費用を女性より多く負担するもしくは全額負担するのは、決して”当たり前”ではないんですよね。
特に、相手に好印象を抱いたなら「奢ってもらって当然」の態度はとらず、感謝の気持ちを伝えることが重要。

逆に男性は、デートの負担は自分の誠意を表現するひとつの手段ではありますが、あまりにも失礼な態度の相手には、無理に奢る必要もないのだと思います。

今後、長くお付き合いしていくかも知れない相手との初デート。
自分自身の人柄や価値観が伝わるように、相手をより深く理解できるように、コミュニケーションをとるのが重要です。
感謝の気持ちはしっかり伝える、聞きづらい価値観こそ初めのうちに聞いておく…なども必要かも知れませんね。

また初デートの費用負担をはじめとした金銭感覚は、結婚を考える上で非常に重要なポイントのひとつ。
オミカレには、資産形成や将来設計を学びながら、金銭感覚をはじめとした価値観でマッチングが出来るイベントを掲載中です。
一緒に暮らしてから…結婚の直前で…「え？」と思うことがないように、まずは金銭感覚でマッチングしてみるのはいかがでしょう。