今回のオミカレ婚活実態調査では、オミカレ会員を対象に「アフターコロナに関する意識調査」を実施し、2,093人より回答を得ました。
アフターコロナを迎え、マスクを外す日常を送る人たちを目にする機会が増えています。
コロナ禍を経て、婚活を取り巻く状況も大きな変化を見せました。
その中で「これから結婚をしたい」と考える皆さんは、アフターコロナの婚活をどんな風に過ごして行きたいと考えているのでしょうか?
Q1.アフターコロナのあなたのマスクルールについてお尋ねします。
概況:全体では、62.3%の人が「変えない」と回答。コロナ禍において定着したマスクルールで、引き続き日常を送ろうと考える人が多い傾向が見られました。
男女別の傾向:男性に比べると女性の方が、コロナ禍において定着したマスクルールを継続する意識が高いことが分かりました。また「変える」と回答した人の内訳は、「周りの雰囲気を見て判断する」と考える人が、男女共に最も多い結果になりました。「コロナ禍より使用頻度は増える」と回答した人は男性では15.8%、女性では13.5%でした。マスク着用ルールが緩和されたから、着用しない、または頻度を減らすという人だけではなく、自分自身の判断で考えるという人が一定数いることが分かりました。
概況:全体では「周りの雰囲気や状況を見て判断する」が1位の回答で、最も高く支持されています。過半数に迫る45.6%もの人が回答しています。この結果から、自分自身だけの判断ではなく、周囲と合わせた行動を希望する人が多いことが分かります。2位「屋外であれば着けない」3位「できるだけ着けたままにする」は共に約30%が回答し、4位「少人数の食事や会話であれば着けない」は19%が回答する結果になりました。また「人数関係なく、食事や会話する時は着けない」と回答した人は、最も低い15%でした。この結果から、マスクの着用ルールは緩和されたものの「食事や会話のシーンにおいてはマスクを着けたままにする」という意見が根強くあることが分かりました。
男女別の傾向:男性1位は「周りの雰囲気や状況を見て判断する」で42.9%。2位の「屋外であれば着けない」も僅差の38.6%が回答しています。女性1位も男性同様「周りの雰囲気や状況を見て判断する」ですが、2位は「できるだけ着けたままにする」で36.3%が回答しています。(※男性では3位)男女で比較した時、女性の方がマスクを着用したままにするという人が多いことが分かりました。
概況:全体では「して欲しい」と回答した人が圧倒的に多く、62.8%という結果になりました。逆に「して欲しくない」との回答は約6%で、今のところは少数派ということが分かりました。
男女別の傾向:男性と女性では違いが顕著に表れています。「して欲しい」と回答した人は男女共に1位ですが、割合では男性が48.8%に対し、女性は「71.7%」という結果に。コロナ禍の婚活パーティーにおいて実施されていた感染症対策を継続してもらい、安心して婚活パーティーに参加したいと希望する人が、より女性に多いことが分かりました。
Q2.アフターコロナのお金の使い方についてお尋ねします。
概況:コロナ禍とアフターコロナでのお金の使い方を比較。コロナ禍では、「学び・自分磨き」「インドアの趣味」にお金を使う人が上位を占めましたが、アフターコロナでは「異性との出会い」にお金を使いたい人が圧倒的に増え、1位の回答でした。趣味も上位にはいますが、インドアよりアウトドア寄りの傾向を見せています。アフターコロナをきっかけに、今まで制限されていたことを再開したりと、お金を使いたい場所も大きく変化し始めていると言えるでしょう。
男女別の傾向:男女共に、アフターコロナをきっかけとして「異性との出会いにお金を使いたい」と考える人が1位の回答でした。特に男性では他の回答を大きく引き離しています。女性では「学び・自分磨き」「知人・友人との交流」も高い支持を集めていますが、それにも増して「異性との出会いにお金を使いたい」と考える人が多いことが分かりました。男女問わず、アフターコロナでの恋活・婚活への関心や期待の高さを感じさせる結果になりました。
Q3.アフターコロナのあなたの恋愛・結婚観についてお尋ねします。
概況:全体では56.6%が「異性との出会いの場所に行く機会は増える」と回答し、過半数を超える圧倒的な支持を集めています。この質問は男女共に近い回答結果になり、男女問わず、コロナ禍では外出を控えていた人が、積極的にオフラインでの出会いを求めていることが分かりました。「直接会って交流する」オフラインならではの出会いの重要性を改めて感じる結果が見られました。
概況:全体では「人柄・性格」がコロナ禍、アフターコロナのどちらでも圧倒的に重視されているポイントということが分かりました。コロナ禍では83.6%、アフターコロナでは、やや微増し84.8%もの人から支持される結果になりました。また、コロナ禍とアフターコロナを比べた時に、大きく差が出ている項目はなく、お相手を選ぶ基準は、コロナ禍とアフターコロナでの大きな違いはないと言えそうです。
男女別の傾向:男性2位は「容姿」で、コロナ禍よりアフターコロナの方がやや微増していますが、女性では4位との結果に。男性とは逆にアフターコロナの方がやや微減しています。なお、「収入」は、女性では2位の回答で、アフターコロナの方が微増していますが、男性では最下位の7位。アフターコロナの方が微減する結果でした。「収入」では男女を比較した時、大きな意識の差があると感じる結果になりました。
概況:コロナ禍・アフターコロナ共に「婚活パーティー」が1位の回答。比較するとアフターコロナの方が、より高い支持を集めていることが分かりました。街コンも同様にコロナ禍に比べ、アフターコロナの方が圧倒的に利用したい人が増えています。逆にコロナ禍での利用が高かったのは「マッチングアプリ」。コロナ禍では積極的に利用していたけれど、アフターコロナをきっかけとして、婚活パーティーや街コンにシフトする人が多い傾向にあると感じる結果になりました。アフターコロナの婚活では、コロナ禍では叶わなかった「イベントを通じ、異性と直接出会える婚活」が求められていると感じました。
♦コロナ禍ならではのあなたの恋活・婚活エピソードのご紹介♦
■コロナ禍の婚活で「自分は孤独では生きられないな」と実感し、結婚について意識が高まった。■マスクをしていることで個人的には緊張を減らすことができ、思いのほか、会話がスムーズにできて嬉しかった■ワクチンを打つ打たないの会話で、お互いの価値観が分かりやすいと感じた。■カップリングした相手とお茶に行ってマスクを外したら、顔がどタイプの人でテンションが上がった!■婚活パーティー中に「マスクを外して顔を見せてほしい」と言われ、外した上でも指名してくださる人が多く、励みになった。■zoom婚活で、全国各地の人たちと出会うことができ、コロナ禍で行動は制限された中でも楽しめた。・・・など
【調査概要】
・調査期間 2023/4/10(月)~2023/4/21(金)
・調査機関 オミカレ会員に対して自社調査
・調査方法 webアンケート
・回答数 2,093人