男女の出会いの方法として、よく知られているのが合コンではないでしょうか?
しかし、最近は合コンより街コンが人気となっています。
街コンって聞いたことあるけれど、「一体どんなイベントなの?合コンとどう違うの?」と気になることが多いはずです。
街コンとはどんなイベントで、どのようなことをしているのか、そして合コンとの違いも徹底調査してみました。
これから街コンに参加されるかた必見です!
街コンの始まりは?
現在の街コンの原型となったとされているのが、食べ歩きや飲み歩きのイベントです。
東日本大震災によって、日本全体が暗い感じになっていた時に、みんなで地域を盛り上げていこうと若者を集めるイベントとして、街コンは誕生しました。
元気な若者を大勢集め、地域を活性化しようという試みが、街コンが作られた理由です。
街コンが、広まっていったのが2011年ごろからという点からも、東日本大震災後の日本を盛り上げていくために作られたというのが分かります。
婚活パーティーではないので、おしゃれする必要もなく、気軽に参加できる点と、グルメも楽しめるという点から、あっという間に人気となり、各地で開催されるようになりました。
初めての出会いと食べ歩きの楽しさを満喫できるのは、街コンならではでしょう。
実はもっと前からあった街コン
街コンが大々的に広まったのは、2011年ごろですが、実は2004年に宇都宮で『宮コン』と呼ばれるイベントが開催されていて、これが街コンの発祥といわれています。
地域の飲食店を利用することで、地域活性化に繋がると行われたイベントでした。
普段は利用しない年代の顧客にも、お店の宣伝ができるというメリットもあったと言われています。
今ではイベント会社が街コンを開催しているので、地域の商店街が使われることは少なくなりましたが、『宮コン』を開催していた時期は、人がまばらになってしまっていた商店街などが使われていて、かなり地域活性化に貢献したと言われています。
合コンとはどう違うの?
街コンとは、合コンとどう違うのでしょうか?
初対面の人と会う、一緒に飲んで、食べて楽しむという点は、街コンも合コンも似ています。
しかし、合コンと街コンは同じではありません。
その理由は、合コンの場合は、友達の友達とか、知人の紹介、職場の繋がりなどで人を集めていくので、誰か一人は知っている人同士となっています。
しかし、街コンの場合は、友達同士での参加はありますが、会う人はみんな初対面です。
全く知らない人と出会えるのが街コンなのです。
それから、人数の違いもあります。
合コンの場合、多くても10人前後で開催されることが多いですが、街コンは街ぐるみで行いますので、50人以上、100人近く集まることもあります。
それだけ多くの人と一度に出会えるというのは、なかなか無いのではないでしょうか。
見ず知らずの人と会って、飲んだり食べたりするのはちょっと不安という人もいるかもしれません。
しかし、街コンは運営会社がしっかりしているので、本人確認もしていて安全性が高いと言えます。
合コンの場合、人数合わせで参加させられている人もいます。
そのため、自分の意思で参加していない人もいるのです。
そのような人と、恋愛関係に発展していく可能性はあまりないでしょう。
でも、街コンの場合は、出会いたいと思って自ら参加していきますので、恋愛関係に発展していく可能性は高いと言えます。
このように見ていくと、合コンと街コンでは、違いがあることが分かります。
街コンが人気となっている理由は?
マッチングアプリや、婚活サイトなど出会いのカタチが増えている中でも、街コンの人気は衰えていません。
街コンが人気となっている理由はどこにあるのでしょうか?
街コンの魅力をご紹介します。
条件付きの街コンで理想のお相手に出会える
街コンが開催された当初は、条件付きの街コンは少なく、大規模・大人数を売りにしている街コンが主流でした。
しかし、時代の変化とともに、街コンのカタチも変わってきています。
恋人が欲しい、結婚相手を探したいという場合、誰でも良いわけではありません。
今までの街コンだと、参加しても年齢が高い人が多く、趣味が合う人が見つからないというようなことがありました。
しかし、条件付きの街コンだと、このデメリットが解消されるのです。
例えば20代から30代限定で開催されている街コンなら、40代や50代の人が参加してくることはありません。
出会いたい年齢の人に出会えるといえます。
それから、テーマが決まっている街コンの場合は、そのテーマに該当する人だけが集まるので、同じ趣味の人が見つかる、同じ価値観の人が見つかるという点から、ぴったりのお相手が見つかりやすくなっているのです。
飲んで食べて楽しめる
街コンは、食べ歩きや飲み歩きから発展したイベントということもあり、美味しいお料理や飲み物を楽しめるという点がとても人気です。
合コンに参加した場合、お料理が少ないなと感じ、飲み放題のお酒の種類があまりないというお店もあります。
幹事さんがお店を選んで予約してくれているので、文句は言いにくいですが、お店がイマイチだなというのはよくあることでしょう。
しかし、街コンの場合は、イベント運営会社がしっかりリサーチして素敵なお店、美味しいお店を厳選してくれています。
思うような出会いがなくても、飲食物や、楽しくおしゃべりできたという満足感を得てもらえるように、しっかり考えてくれているのです。
そのような点から、合コンに行くなら、街コンのほうがいいと参加者が増えています。
出会える人数が多くて効率がいい
街コンは、参加人数が多いので、出会いが多いと言えます。
一度に沢山の人に出会えて、しかも連絡先交換も自由なので、恋人候補を見つける方法として、効率はよいと言えるでしょう。
婚活パーティーの場合は、連絡先交換はカップル成立のみとなっているケースが多いので、気になる人がいても必ず交換できるとは言えません。
しかし、街コンなら気になる人に連絡先も聞きやすいです。
街コンの参加方法が知りたい
街コンに参加したい場合、まずは街コンのイベントをまとめている情報サイトから、各地域の街コン開催状況を調べましょう。
WEB経由で申し込みしたほうがスムーズですし、いつでも申し込みできます。
サイトから申し込みすると、確認メールが届きます。参加費は先払いとなっていることがほとんどなので、支払いを済ませておきましょう。
キャンセルすると、キャンセル費用が発生するイベントもあるので、事前に確認が必要です。
街コンとはどんな流れで行われているのか?
街コン開催当日は、受付をしてからプロフィールカードを記入します。
プロフィールカードがないイベントもありますが、ないイベントは、自己紹介しなければいけないので、自己紹介の時に話す内容を決めておいたほうがよいでしょう。
プロフィールカードの内容は、参加する街コンによって多少異なります。
そして指定されたお店をぐるぐる回って、色々な人と交流していきます。
婚活パーティーのように10分も話さないままテーブルチェンジするということはないので、割としっかりコミュニケーションが取れるといえるでしょう。
お店がいっぱいだと、外での待ち時間が発生してしまうこともあります。
効率よくお店をまわれるように計画しましょう。
大人数の街コンの場合は、待ち時間がきっかけで仲良くなることもあるようなので、待ち時間が発生するのは、必ずしもマイナスではないようです。
街コンで本当に恋人ができる?
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街コンに参加して連絡先の交換をしても、カップルになれるとは限りません。
カップルになれるかどうかは、街コン参加後の行動にかかってくると言ってもよいでしょう。
街コンでは、沢山の人と連絡先を交換できるので、第一候補として連絡先を交換されているとは限らないのです。
そのため、街コンで連絡先を交換した場合、その後やり取りが続いているのか、そうでないのかなどで、早めに判断して次の人を探していくということも大事でしょう。
街コンでカップルになり、付き合って結婚している人もいないわけではないので、チャンスはあると思ってください。
まとめ
街コンとはどんなイベントなのか、そして街コンが人気の理由や合コンとの違いをご紹介しました。
これから街コンに参加してみたいと考えている人は、まずどんな街コンがあるのか、チェックしてみてください。