オミカレコラムをご覧のみなさま、はじめまして。ウイと申します。今年の春に「ハッピーエンドを前提として ~この世は頭のいい女、がまん強い女ほど幸せになりにくいように仕組まれている~」(KADOKAWA)という恋愛の指南本を出版させていただき、7月には「喫茶 クリームソーダ」というオンラインサロンを開設した者です。こうやって恋愛に関するコラムを書かせていただいておきながら自身は「36歳独身彼女無し」という大いなる矛盾と戦っている者でもあります。

本の読者様やサロンのメンバー様より毎日たくさんの恋愛の相談を受けておりまして、今回は相談を受けているときに感じた「婚活でうまくいかない女子の共通点」についてありがちな3パターンを書かせていただこうかなと思います。

その1. 頑丈そうな女子

「100人乗っても大丈夫!!」みたいな頑丈さを持っている女性は婚活がうまくいきません。これはバリバリ仕事をする女性に多いです。たった一人で荒れた大地を耕し、種を撒き、水をやり、様々な問題を解決しながら自らの生活拠点を切り開いてきた女性です。こういった女性は他人に弱みを見せません。それはすごくステキなことで、長所であることは間違いないんですけど、婚活市場においては残念ながら「欠点」になってしまうんですよね。

男性は「いかに女性に喜んでもらえるか」をモチベーションに生きる生き物です。ほとんどの男性が(もっと喜んでほしい、もっと頼ってほしい、もっと影響を与えたい。もっと染めたいぜ。俺色に)と願って生きています。ですので、あまり男性の力を必要としない女性にはきっと何回も言われてきたであろうあのセリフ、「お前、俺いなくても大丈夫でしょ。一人でも生きていけるんじゃん」が出てくるのです。

まるで挨拶をするように「会いたい」「好き」「辛い」を連発できるメンヘラ女子がモテる理由はここです。ではメンヘラみたいにすればいいのかと問われれば違います。必要なのは「私、頑丈そうに見えるでしょ? 戦車みたいな女だって思ってるでしょ? でもね、本当はね、ここ、ガラスなんだぜ?」っていう「自己開示」です。

辛いときに「しんどい」とか「助けて」とか「会いたい」って言えるような自己開示ができれば、そこには男の大好物「ギャップ」が生まれます。このギャップにはメンヘラはどうやっても出せないのです。そしてそれは「あなただけに見せるね」という特別感を持ったプライスレスな喜びも提供できることでもあります。

サービスだと思って、ごほうびをあげるつもりで、たまには弱みをチラ見せしてあげてください。そのごほうびがまた欲しくて、男性はあなたを追い続けるはずです。

その2. すぐに人を好きになれない系の女子

「好き」という感情を抱くまでに、ある程度の友達期間が必要な女子も婚活に向いていません。このタイプにとって婚活とは「立ち幅跳び」なんですよね。本当は「走り幅跳び」しかできないのに、助走が無いと高く遠くへ飛べないのに、助走ゼロで飛ぼうとしてるんです。こういった女子によくあるアドバイスとして「警戒心強すぎない?」が定番です。しかし、警戒心とは防衛本能。「じゃあ弱めるわ」っていうわけにはいかないんですよね。

ここのタイプの女子に一番良いのは「いっそ婚活を辞める」ことです。婚活をするにあたって、ほとんどの人は年収とか職業とか学歴とか「自分が相手に求める条件」を決めたと思うんですけど、それらの条件は無理やり立ち幅跳びをするために立てた条件ですので、一回忘れましょう。大丈夫ですから、忘れても。

しかし、新しい出会いを求める姿勢を変えてはいけません。重要なのは「結婚相手! どこ!」とやみくもに飛ぶのではなく、新しい男友達を探すつもりで婚活を進めることです。これから婚活で出会う男性を「結婚相手」ではなく一切の恋愛感情を排除した「男友達」として見るのです。今まで「条件に合っていないから結婚相手としてはなしだな」だった人が「友達ならありかな」に変わります。

そこからはいつも通り。自分のペースでいいんです。結婚はいったんあっちに置いておいて、見て見ないふりしましょう。遊びたい人と遊んで、飲みたい人と飲んで、十分な助走期間を楽しみましょう。婚活の場で出会った男性には「わたし、友達期間がある程度無いと恋に落ちなんんすよ、そういうふうにできてるんですよ」と序盤で伝えましょう。ここで離れていく男子は、はじめから価値観があなたとは合わないか、婚活という場を借りてワンチャン狙いの男子ですので放っておいて大丈夫です。

その3. 婚活を勘違いしている女子

さいごは婚活を勘違いしている女子です。夫婦とは、互いの欠点を認め合い、補完し合う努力ができる関係だと思っています。そのことを忘れ、自分の理想のタイプばかりを高々と掲げてしまっている女性のことです。

もちろん男性に求める理想の条件っていうのは人それぞれで、他人がとやかく口をはさむ権利なんて無いのです。でも、高い理想ばかりを掲げる女子に「果たしてあなたが掲げる条件通りの男性が現れたとき、自分のことを惚れさせる自信があるか? 自分が惚れる自信があるか?」と質問すると皆、沈黙してしまうのです。本当に自分が求めている男性とは別の条件を挙げてしまったり、あまりにも高すぎる条件を掲げてしまったりしているわけです。

婚活とは自分に惚れる良い条件の男性を探す場ではなく、自分の欠点や伸びしろに向き合う場なんですよね。だから、婚活で出会った自分の条件に合わなかった男性を酒のつまみにしたり、婚活がうまくいかないことをマッチングアプリやSNSのせいにしてしまう前に、信頼できる友人や婚活の場にいるプロの意見に素直に耳を傾けてみることが必要なのかもしれません。

本来、恋愛とは楽しいものだったはず

婚活に向かない女性を3つのパターンに分けて書かせていただきました。本当に勝手なことばかり書かせていただきましたが、ダメな男性も山ほどいます。女性よりも多いと思います。

既婚であることを隠したり、年収や職業、時には名前も偽装して「あわよくばセックス」と身体だけの関係を狙ったりしている男性だって中にはいます。そんな男性に引っ掛からないために必要なのは「決して焦らないこと」です。焦りは子孫繁栄の本能からくるものですので、あって当然なのですが、急ぎ過ぎていないか? 正しい目的地に向かっているのか? もしくは婚活していることに満足していないか? ときどきでいいので立ち止まって現在地を確認しましょう。

偉そうなことばかり書いてきましたが、僕も一緒です。学生時代は楽しんでいたはずの恋愛は年齢を重ねるごとに修行のような苦しさを感じるようになり、これまで自由を謳歌していたツケが回ってきています。それでも、ありきたりな言葉ですが、諦めずにがんばりましょう。諦めずにがんばってさえいれば、必ず出会えるはずです。そしたら、これまでの焦りや苦しさがチャラになるくらい楽しくなるはずですから。本来、恋愛って楽しいはずのものだったはずですから。