よし、次の恋だ!……とその前に

こんにちは、トイアンナです。前回の記事に書いたとおり、突如離婚をしました。しかし結婚して子どもも欲しい女には残された時間がありません。さあ、婚活だ!

……と、動き出す前にやるべきことがありました。「喪の作業」です

恋愛が終わったとき、一方的に相手を責めたり、逆に自分を責めたりするのはイージーです。でもそれでは、次の関係へ活かせるものがありません。大きな失恋をしたときほど、まずはしっかり落ち込むこと。元カレへの未練を断ち切ろうといきなり婚活したって、変な男を掴むのがオチだからです。

 

英語でも The Bad Pancake (デカい失恋後につかむ恋はたいてい失敗する。あたかも1枚目のパンケーキを意気込んで焼き損じるときのように) としてむやみな恋愛をたしなめるほど、世界共通のしくじりなのです。

ですから、まずは私も1ヵ月と期限を決めて、落ち込むことにしました。

元夫からのLINEにへこむ喪の期間

そこからは、ひたすら友人に頼りました。ある友人は、延々カラオケに付き合ってくれました。別の友人は手料理をふるまってくれました。私が前の夫へベッタリだったことを知っていたから周りの人は、誰もが恋愛の喪に服す私を許してくれました。

 

いっぽう、嫌なこともありました。前の夫から「離婚前に実は嫌だと感じていたこと」が長文LINEでびっちり届いたのです。

・ 自分が仕事をしているとき俺が話しかけると嫌な顔をするくせに、俺の仕事中に会話を拒否したら悲しそうな顔をしていた

・ Twitterでたとえ裏アカウントでも俺に対する愚痴をツイートしないでほしかった

・ オープンリレーション(=互いに外で彼氏彼女を作っていいよ、という約束)なんて知らない。話し合いでは「いいよ」と言ったけど、本当は嫌だったのを察してほしかった。俺の友人にはお前が浮気したから別れたって言ってやった

などなどが、LINEで届きました。受け取った瞬間は、立つ鳥跡を濁しまくる彼にドン引きしました。……ですが少し時間を置いてから話し合う空気を作らせなかったのは自分だったのかも、と思い至りました。

よく夫婦喧嘩で「そんなこと知らなかった」に対して「何度も言ったじゃん!」の応酬になる、アレです。私は彼の言外に潜んだメッセージを受け取らなかったのかもしれない。わざわざ別れてまでこんなことを言いたいと思わせるほど、彼を鬱屈させてしまったのかもしれない。ここまで彼を追い込んだのは全部、私のせいなのでは?

怒りをぶつけ合う過程で6kg痩せる

それからしばらくは、自分をずっと責めていました。大好きだった人がこうなっている現状に。

「私は結婚に向いていないんじゃないか?」

「保守的な家庭に育った彼へ無理やりオープンリレーションを強制していたんじゃ?」

「言葉による話し合いが大事なんてのは嘘で、察せない自分が劣っているんじゃないか?」

 

いっぽう、怒りも表出します。恋に盲目だったときは無視してきた「あのとき本当は許せなかったこと」がフツフツとこちらもわいてくるわけです。

・ 歩道橋で転んで階段を転げ落ちたとき心配してくれるどころか「……頭、大丈夫?」とキレられた

・ 隣の家の騒音がうるさいからと、彼は▮▮▮▮で隣人の家の鍵を▮▮▮▮

・ ▮▮の写真を▮▮▮で▮▮▮▮▮

など、検閲で削除せざるを得ないことなどがあったわけです。

 

「私が全部悪い vs アイツが全部悪い」という、偏った感情の粗ぶりはしばらく続きました。

暗い話が続くのでポジティブな面を述べると、この間6kg痩せました。離婚、痩せます。あと2回離婚したらモデル体型になれたかもしれません。なお同時期にインドへ行った知人が食あたりで4kg痩せて帰国し、「痩せるならインドか離婚がよい」と後日盛り上がりました。

婚活に先駆けて立てた「恋愛3カ条」

ですが、一度自分を責めきると我に返るものです。「いずれにせよ、もう離婚しちまったんだ」と。彼と再構築はできないし、彼が全部悪い、または自分が全部悪い……そういう世界から逃れなくちゃ。

 

最初からそう思えたらいいのですが、私にはそんな度量がありません。「もういいや」と吹っ切れたのは予定していた期限の1ヵ月を超え、離婚の3ヵ月後。

「人を責めるのではなく、行為を改めよう」と、そこからは改善策をリストアップしました。

 

そこで私が立てた対策は、3つ。

 

1. 自分が話し合いやすい空気を作らなかった。だったら、話し合いやすい空気を作ろう。具体的には「私って、話し合いがヘタでさ。自分でも不満を溜めこみやすいんだよね」とオープンに話してみよう。話し合いが苦手だからどうしよう、ってことすら話し合おう。

 

2. 話し合いが得意な男性を本気で探そう。男性の多くは「自分は理性的な話し合いが得意だ」と思っている。でも家族のやりとりは、感情的なやりとりだって起きる。そういうときに「察してよ」と言語外のやりとりを願ったり、「これが正論だ!」と一般論の正しさでやりあう人はやめよう。同時に、私も「正しさ」で応酬しないように気を付けよう。

 

3. 好きになった人と6年も共に過ごして、こんな終わりを迎えるということは自分の「好きになるタイプ」と「うまくいきやすいタイプ」に違いがあるんじゃないか。今はまだどんなギャップがあるか分からないけれど、その差をみつけて折り合いをつけよう。

 

そう思えたとき、自然と私の指は婚活アプリへと向かっていました。