婚活パーティーって疲れますよね。なんの共通点もない異性と順番に自己紹介をしあい、浅い会話だけで終わる。人数が多いパーティーほど、知り合える人数は増えますが一人当たりとコミュニケーションを取れる時間が減ります。

私も個室で男性が一人ずつ回ってくるスタイルの婚活パーティーに参加したことがあります。最初は男性とにこやかに話せましたが、少ないトークタイムでだんだん相手を覚えられなくなり、パーティー終盤は自己紹介をすることすら苦痛でした。同じように、ただ自己紹介を繰り返すだけの婚活パーティーに飽きてきている人も多いはずです。

しかし近年ではそんな婚活パーティーのデメリットを補う、新しい婚活パーティーが増えてきています。それが趣味コンです。

趣味コンとは?

趣味コンは、カメラや登山、アニメなど共通の趣味を持った男女が集まる婚活パーティーです。実際にその趣味をイベントとして体験したり、趣味について語り合ったりと、パーティーの形式は趣味コンによってさまざまです。

通常の婚活パーティーと大きく異なるのは、はじめから共通の話題があること。
私が参加したのは猫好きが猫カフェで婚活パーティーをする「猫カフェコン」だったので、初対面の異性に対しても「猫好きなんですか?」から会話が広がりました。その流れで家族の話や子どもの頃の話も自然に聞けるため、会話の糸口がなにもないよりは圧倒的にコミュニケーションが取りやすかったです。

趣味コンにはどんな種類があるの?

趣味コンの種類は多岐に渡ります。
ゲーム系なら、脱出ゲーム、ダーツ、人狼、ボードゲームなど。お出かけ系なら、カラオケ、動物園、水族館など。実際に餃子やスペインワインを飲食しながらグルメについて語るグルメコンや、漫画やアニメについて語るアニメコンなどもあります。

その中でも猫カフェコンは人気な趣味コンのひとつです。カメラやアニメなど、人によって知識の差がある趣味と違って、猫の前に人は平等。「興味はあるけど語れるほど好きじゃないから……」と気後れすることなく、気軽に参加できます。

趣味コンの流れは?

やはり気になるのは、実際のパーティーの流れ。
2時間の猫カフェコンで実際にあった流れをご紹介します。

①自己紹介シートを書いて、男女2対2にグループ分け

当日は、猫カフェを貸し切ってパーティーが開催されました。到着すると、自己紹介シートを渡されて、男女2対2ぐらいのグループに振り分けられます。その日の参加者は男性が7名に女性が4名。かなり少数のパーティーでした。

自己紹介シートには、ニックネーム、趣味、学生時代の部活動、好きなテレビ番組、飲酒や喫煙の有無といった項目があります。

②自己紹介シートをもとに各20分ほどトークタイム

猫そっちのけで4人は床に座り、20分交代制のトークタイムが始まります。自己紹介シートを見せ合いながら、自由に会話をしました。このシートがかなり有用で、それぞれの項目一つひとつに注目して「学生時代にアマゾンへ行かれていたんですか?」などと質問をしていけば、沈黙に陥ることなく会話を続けることができます。

それでも話題が尽きて、ふいに気まずさが訪れたとき、神の恵みのように猫がすりよってきたりします。猫は気まぐれなので常にそばにいてくれるわけではないですが、ときたま顔を出して話題を提供してくれました。

その後は自然と「猫、飼っていたことあるんですか?」など、自己紹介シートには書いていない質問が発生し、和気あいあいとした雰囲気で盛り上がることができます。

③トークタイム終了時に連絡先交換のアナウンス

20分のトークタイム終了後、司会の女性が「入れ替えですので、連絡先の交換をしてくださ〜い」とアナウンスをしてくれました。一瞬、気まずい空気が流れ、気づかぬフリして会話を続けるシャイな男性もいれば、余裕があるフリをして気だるげにLINEのQRコードを見せてくる男性もいました。

結果的に、連絡先を交換しない人のほうが多かったです。もし連絡先を知りたい異性がいたら、司会のアナウンスに乗じて「あっ連絡先を交換しなきゃいけないみたいだね」と自主的にLINE交換の流れを作ったほうがいいかもしれません。

④クジ引きでペアを組んで各10分のトークタイム

後半の1時間ではクジ引きでペアを決めて、10分ごとにペアを変えるツーショットのトークタイムになりました。司会の方が「二人で猫ちゃんと写真を撮ってください」などと言ってコミュニケーションを促してくれます。レクリエーション要素があると初対面でも間が持ちやすく、話題に困ることがありません。

これは猫カフェコンに限ったことではなく、アニメコンではクイズ大会や似顔絵合戦、カメラコンでは撮った写真のシェアタイムがあるなど、趣味コンにはそれぞれの趣味を活かした交流タイムがあります。

⑤時間どおりに解散

10分ごとのトークタイムが3回あった後、司会から猫カフェコン終了の合図がありました。その際は特に連絡先交換を促すこともなく、手洗いをした人から自由に解散する流れでした。ここもまた通常の婚活パーティーと異なった部分です。

個室で一人ずつ話すタイプの婚活パーティーでは、好感を持った男女同士でマッチングし、カップルで先に退室していました。今回の猫カフェコンでは、良いと思った異性を伝えるタイミングがなく、マッチング制度もありませんでした。連絡先交換のタイミングも限られているので、気になる異性には積極的に声をかける必要がありそうです。

総括として、個人的には通常の婚活パーティーほどかしこまった雰囲気ではないので、趣味コンのほうが気軽に参加できそうだと感じました。婚活は一朝一夕で終わらないので、できるだけストレスが少なく続けられるパーティーを選ぶのが良いと思います。

趣味コンに参加するメリットとデメリットは?

趣味コンはとてもおすすめの婚活パーティーですが、デメリットもあります。改めてメリットとともにご紹介します。

趣味コンに参加するメリット

趣味コンに参加するメリットは大きく3つあります。

ひとつめは、嗜好の合った異性に出会いやすいこと。同じ趣味を持っているのは嗜好が似ているということなので、価値観も近しい人である可能性が高いです。猫が大好きで将来は猫屋敷に住みたいと思っているのに、配偶者が動物嫌いだったら双方が悲しい思いをしてしまいます。そのため、趣味の中でも自分にとってプライオリティーが高い趣味コンに参加して、結婚後のミスマッチを防ぐことが大切です。

ふたつめは、今までなら出会えなかった異性と出会えること。通常の婚活パーティーでは「年収700万円以上の男性」「20〜26歳の女性」といった条件別でパーティーが開催されますが、条件を狭めることで良い出会いを逃している可能性もあります。多くの趣味コンでは年齢の縛りが「20〜35歳」などと広めで、職種や年収も問われません。広い視野で相手を探したい方にはぴったりな婚活パーティーです。

三つめは、参加障壁が低く、言い訳をしやすいこと。今では婚活パーティーがかなり一般的になってきたとはいえ、「最近、毎週婚活パーティーですわ〜」と声高らかに宣言することに抵抗がある人が多いと思います。その点、趣味コンなら趣味の延長として「脱出ゲーム好きだし、脱出ゲームコンっていうのに行ってみた! 別に結婚を焦ってるわけじゃないんだけど」という言い訳ができます。

趣味コンに参加するデメリット

対して、趣味コンのデメリットはふたつあります。

ひとつめは、スペックで相手を選びづらいこと。趣味コンは参加条件がゆるいため、希望の年収や年齢に合った男性とピンポイントで出会うことは難しいです。通常の婚活パーティーでは年収や職業、学歴などを明示することが多いですが、趣味コンではそれらを明かさないことがあります。こだわりがある場合は自分から積極的に質問していく必要があるでしょう。

ふたつめは、一人ひとりと個別に話す時間が少ないこと。先述の通り趣味コンはレクリエーション要素が強いので、一人ひとりと話すよりもみんなで協力してイベントをおこなうことに重きを置いています。それがサークルのようなノリで楽しい人もいれば、個別に話す時間をしっかり確保したいと感じる人もいるかもしれません。

趣味コンはこんな人におすすめ

まとめると趣味コンは、

・今までの婚活パーティーに疲れた人
・配偶者と一緒に楽しみたい趣味がある人
・スペックよりもフィーリングで相手を選びたい人

に特に合った婚活パーティーです。友達とも参加しやすいので、本格的な婚活を始める前の練習として参加するのもおすすめです。毎日、本当にたくさんの趣味コンが開催されているので、まずはどんな趣味コンがあるのかを調べてみましょう。

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