「結婚したいけど、彼の年収が気になる」「低収入な彼と結婚できるのかな?」
このように悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
結婚相手を決めるには、収入以外の人柄や価値観も見る必要がありますが、生活をする上ではお金は大事です。
現実的に考えれば、愛情だけで結婚生活が送れるわけではありません。
そこで今回は、低収入な男性との結婚はありなのか、それともなしなのかについて解説します。
低収入男子との結婚を迷っている人は参考にしてください。
諦めたほうがいい?低収入な男性との結婚
幸せな結婚生活を送るためには、愛情だけではなくお金も必要です。
いくら結婚相手にふさわしい人柄の男性を見つけたとしても、現実的にお金がなければ結婚は難しいでしょう。
では一体、どれくらいの年収だと低収入になるのでしょうか。
ここでは、低収入の基準を解説します。
低収入の基準とは?
2019年の国税局「民間給与実態統計調査」では、日本男性の平均年収は545万円です。
ここから考えると、収入が300万円以下の男性は低収入と言えます。
しかし、男性の収入は年齢とともに上がる傾向があり若い男性ほど低収入です。
【男性の平均年収・年齢別】(2018年の国税局「民間給与実態統計調査」より)
- 20~24歳…284万円
- 25~29歳…404万円
- 30~34歳…470万円
- 35~39歳…528万円
結論から言えば、年齢が低収入である原因の可能性が高いため、低収入の男性と結婚しても幸せな生活は送れます。
ただし、どのような結婚生活になるかはよく考えたほうがいいでしょう。
低収入で起こるデメリット・メリット
低収入の男性と結婚すると起こるデメリットが、お金の問題です。
贅沢を諦めたり、節約したり、生活をする上でのお金のやりくりに悩むことが多くなります。
デメリット
- お金のやりくりに悩む
- 我慢を強いられることもある
- 友達やママ友から下に見られることがある
子どもの教育資金など、お金があれば選択肢が増えることでも、お金に余裕がないと諦めなくてはいけない場面もあるでしょう。
他にも、友達やママ友から下に見られるなど、人間関係で悩むこともあるかも知れません。
しかし、低収入な男性と結婚するメリットもあります。
メリット
- 節約上手になる
- 夫婦・家族の絆が強い
- 浮気の心配が少ない
低収入な男性は、家庭的なタイプが多い傾向です。
夫婦や家族のつながりを大事にする人が多く、浮気の可能性も低いという魅力があります。
そう考えると、必ずしも「お金がある=幸せ」ではないと言えるでしょう。
諦めたくないならここを見て!低収入な男性と結婚する方法
現実的に考えると、低収入な男性と結婚するとデメリットがあることも事実です。
しかし、デメリットがない完璧な結婚相手は存在しないのではないでしょうか?
低収入な男性と結婚しても幸せになる方法はあります。そこで、幸せになれるチェックポイントを解説しましょう。
将来性や安定性をチェックしよう
低収入が心配なら、仕事の将来性や安定性をチェックしておくのがおすすめです。
収入が低くても、あくまで今現在の収入に過ぎません。
仮に高収入な男性がいたとしても、10年後、20年後も高収入かどうかはわからないはずです。
今は低収入であっても、この先高収入になる可能性もあります。
例えば、将来的に家業を継ぐ予定であるとか、何かを学んでおり将来は起業しようと考えている場合です。
他にも副業をしている人や、公務員などの安定した職業に就いている人なら将来的に収入が増えると考えられます。
さらに、お相手の労働環境もチェックするべきポイントです。
高収入であっても残業が多く、土日も出勤するような仕事であれば、一緒にいられる時間がなくなるかも知れません。
低収入でも社宅が利用できて、休みがしっかりとれる仕事なら生活しやすくなります。
ただし、低収入が続きそうな男性は要注意です。
以下のような男性には、気をつけてください。
【低収入が続きそうな男性の特徴】
- 身だしなみが乱れている
- 時間にルーズ
- 仕事への不満やグチが多い
仕事では成果を出すことが求められますが、人脈や信頼があってこそ結果が出せるものです。
シャツがよれていたり、髪がはねていたり、身だしなみが乱れていると周囲の人に良い印象を持ってもらうことは難しいでしょう。
遅刻が多かったり、約束を守れなかったり、当たり前のことができなければ信用を失うこともあります。
仕事への不満やグチが多いと、仕事で成果を出すことも難しくなるはずです。
低収入でも将来性がない男性との結婚はよく考えたほうが良いでしょう。
共働きも考えてみよう
お相手が低収入であれば、共働きも考えてみましょう。
2人で働けば世帯年収を増やせて、生活水準を高められます。
高収入な男性と結婚すれば、専業主婦になれると思っている女性もいるようですが、現実的には難しいでしょう。
なぜなら、高収入な男性ほど、価値観が似ているキャリア女性を選ぶ傾向があるからです。
多くの男性は「自分だけの給料で生活するのは不安」「少しでもいいから女性にも稼いでほしい」と思っています。
働く女性のほうが男性から評価されるのです。
共働きを考えるなら、男性の収入をそれほど気にしなくても結婚相手が選べるでしょう。
収入以外の面もチェックしよう
結婚相手を選ぶためには収入も大切ですが、それ以外のこともチェックする必要があります。
高収入であっても、浪費家で性格や価値観が合わない男性とは生活できないものです。
結婚は条件が合うことよりも、性格や価値観、生活スタイルが合うほうがうまくいきます。収入以外の面もしっかりチェックしておきましょう。
低収入な彼と結婚しても大丈夫?諦めたほうがいいの?
「低収入が気になって…彼と結婚するべきか決断できない」という人もいるのではないでしょうか?
人生に関わる決断では迷うことが多いものです。
そこで、結婚を決断できる方法を解説します。
成功か失敗ではなく経験に目を向ける
誰しも失敗はしたくないと考えてしまうため、結婚を成功か失敗かという視点で考えると決断できなくなります。
しかし、100%パーフェクトな結婚は存在しません。理想の男性と結婚しても、生活をしていれば嫌なことや悩むこともあるはずです。
そのかわり100%の失敗も結婚にはないと言えます。
そこで、「失敗したくない」と考えるのではなく、「経験を増やす」と考えてみましょう。一見失敗に見えても、それが成功のきっかけになることもあります。
世間体や見栄にとらわれない
「もういい年だから結婚しなくちゃ」「結婚相手の年収が、友達の結婚相手より低い…」と考えていても幸せになれるはずがありません。
幸せな結婚をするためには、周りがどう思うかよりも、自分がどうしたいかを考える必要があります。
周囲の人の意見に振り回されてネガティブな気持ちになったら、幸せな結婚生活を送っている人を探してみましょう。
低収入の男性と結婚しても、楽しく暮らしている人はたくさんいます。
世間体や見栄にとらわれて、結婚するチャンスを逃さないようにしてください。
信頼関係がある
信頼関係がなければ、結婚生活を続けることはできません。
結婚を前提にお付き合いする男性とは、どんなことも話し合える関係を築くようにしましょう。
とくに怒りや不満などネガティブな気持ちを伝えたときに、黙り込んだり無視したりコミュニケーションがとれなくなってしまうお相手だと結婚後も困ります。
どんなときもお互いを理解し合える関係になることが大切です。
家族になれるイメージを持てる
お相手と家族になれるイメージを持てるかどうかも重要です。
「この人とならずっと一緒にいられる」「協力してよい人生をつくりたい」と思えるお相手なら、結婚してもうまくいくでしょう。
恋愛感情があっても時が経てば冷めることもありますが、特別なことがなくても寄り添えるなら恋愛感情がなくなっても家族として一緒にいられます。
すべては自分次第
どんな人と結婚しても、幸せかどうかを決めるのは自分自身です。
結婚で迷うときは、自分が「どんな人生を望んでいるのか」が見えていないときです。
どんな結婚生活なら幸せになれるのかを考えてみましょう。
例えば、好きな仕事を続けたいと思っているなら、高収入でもその仕事を諦めなければいけないお相手と結婚はできません。
2人で子育てをしたいなら、収入にこだわらずに家事や育児に熱心な男性と結婚すれば幸せになれます。
さらに、お相手の収入が気になるなら、自分の収入をアップさせることも考えるべきです。
転職や資格取得を考えたり、投資や副業をしたり、節約方法を調べたりとお金の問題を解決する方法を探してみてください。
お金を増やす方法や、お金をかけなくても生活ができる方法がわかれば、低収入な男性と結婚しても幸せになれると確信が持てるでしょう。
まとめ
将来性がある男性なら、収入が増える可能性もあります。
今現在の収入が低くても性格や価値観が合う男性と出会えたなら、結婚相手として考えてみても良いでしょう。
お金があれば人生や生活の選択肢は増えますが、必ず幸せになれるというわけではありません。低年収の男性と結婚しても、幸せになれるかどうかはあなた次第です。
結婚を後悔しないためにも、「どんな結婚生活がしたいのか」「幸せを感じるときはどんなときか」自分の心と向き合って決めましょう。