婚活で「この人イイな♡」と思った男性がいても、転勤族であればその後の付き合いをどうしようか悩んでしまいますよね。
遠距離恋愛になってしまうのではないかとか、結婚してからも頻繁な引っ越しでなかなか落ち着けないのではないかなど、転勤族の男性と歩む将来を考えると不安が尽きないでしょう。
しかし、男性が転勤族だからこそ味わうことのできる特別な体験もたくさんあるのです。
ここでは、転勤族男性との恋愛や結婚にあるメリットをご紹介しましょう。
あなたが転勤族男性とのお付き合いに向いているかどうかも合わせてチェックしてみてくださいね。
実はねらい目の転勤族!転勤が多い職業は?
転勤族の男性は、婚活ではどちらかというと不人気です。「引っ越しが多く大変そう」「引っ越しのたびに発生するいろいろなことが面倒くさそう」などのマイナスイメージばかりが先行し、避けられてしまいがちです。
しかし、転勤が多い男性は、銀行などの金融系、自衛隊、大手の商社やメーカーなどに勤めていることが多く、「転勤族」という条件が付いた男性にはスペックの高い人が割と多くそろいます。
いずれも全国各地、海外に拠点があり、総合職や営業職の場合、引っ越しが必要な転勤の可能性があるので、学歴や年収、外見などがよくても「転勤族」というだけで、女性から結婚相手として選んでもらえないだけの人もたくさんいるので、狙い目だといえるかもしれません。
転勤族と結婚するメリット
いろいろな経験、体験ができる
いろいろな土地で生活することができるのは、転勤族ならではのメリット。
実際に住んでみることで触れることのできるその土地ならではの文化や人とのふれあい、食などは、観光で訪れるだけでは体験できないものばかりです。
人脈が広がり、成長できる
彼の転勤についていく先々で友達作りをすることで、やがてどんどん数が増えていくでしょう。
ずっと同じ土地に住み続けているよりも、いろいろなところで生活をした方が人脈が広がります。
人とのつながりが増えれば増えるほどさまざまなチャンスが舞い込んできやすくなり、たくさんの経験を通じて人間としての深みを増すことも期待できます。
海外転勤であれば、語学力をつけるチャンスにもなります。
自身が頑張って勉強に励むことに加え、日常的にネイティブの人たちとの触れ合いがあることで、日本で外国語スクールに通うよりもずっと効率よく身に着けることができ、スキルアップが叶います。
人に縛られない気楽さがある
近所づきあいやママ友との関係など、一度こじらせると面倒な人間関係も、すぐに転勤することがわかっているのであれば、それに縛られずにすみます。
長年定住していると、人間関係のトラブルは大なり小なり誰もが経験するものです。
転勤族であれば、もし何か気まずい出来事が起こっても、転勤すればクリアになると気楽に構えることができます。
転勤族が相手の結婚は不利なことが多い!?
寂しい
初めて訪れる土地など、今までの自分とは縁もゆかりもないところに転勤した場合、はじめは知り合いがいなくて苦労するでしょう。
近くに頼る人がいないことは、思っている以上に心細く、自分でコネクションを開拓しなければならないしんどさもあります。
また、転勤先でやっと仲良くなった人がいても、次の転勤の時には別れなければいけない寂しさもデメリットです。
仕事や学校など環境の変化が大変
男性の転勤に伴い、自分も仕事を変わらなければなりません。
結婚して子供を持てば、保育所や幼稚園、学校を変わる必要もあり、そのための手続きに毎回翻弄される大変さもあります。
単身赴任になると、男性の育児参加が見込めなかったり、家計からの金銭的な負担が大きかったりと、苦労することも多いでしょう。
良くも悪くも、男性の転勤によって家族全員の環境が大きく左右されてしまいます。
なかなか落ち着かない
会社から転勤の辞令がいつ出されるのかとびくびくしながら生活するのは、心理的に大きな負担です。
定住できないと家を購入することも難しく、なかなか落ち着いた生活をすることができないのはネックとなるでしょう。
また、せっかく数年住んで慣れてきたと思ったところで転勤となると、またいろいろと一からやり直しになり、そんな生活を続けていると次第に疲れてきてしまいます。
転勤族の妻に向く人と向かない人の特徴
転勤族の妻に向く人
・友達作りが得意な人
・新しいことへのチャレンジが好きな人
・刺激のある毎日を送りたい人
・楽観的な人
転勤族の旦那さんを持つと、数年に一度は知らない土地での生活をスタートすることになります。
そのたびに、人間関係はまた一から作っていかなくてはいけないので人と社交的に話したり、友だちづくりをすることが苦じゃなかったりする人が向いているでしょう。
新しいことへのチャレンジが好きな人も◎。
そのほか、細かなことにとらわれてくよくよ考えず、多少おおざっぱで楽観的な人の方が転勤生活を楽しんで過ごすことができます。
転勤族の妻に向かない人
・人見知りの人
・知らない土地での生活に極端に不安が大きい人
・ネガティブ思考になりやすい人
・夫とともに子育てをしたい人
何度も知らない土地に引っ越し、見知らぬ人に囲まれる生活が苦痛だという人は、転勤族の妻になることが向いていないかもしれません。
小さなことで落ち込んだり、ささいな出来事を引きずってしまう人は、次第にネガティブになりストレスをためてしまうでしょう。
転勤族では、男性が単身赴任をする可能性もあるので、夫と一緒に子育てをしたいと思っている人にとっては難しいかもしれません。
【体験談】転勤族の妻になった女性達の本音
食べ歩きが楽しい
「実家は自営業。親戚はほぼ生まれ育った町内に住み、学校や就職も地元で、これまで転勤には無縁でした。地元以外の空気を味わうには旅行をするくらいしかなかったので、結婚した彼が転勤族と聞いた時はなんだか嬉しかったですね。休日には名物を味わったり、地元の名店を訪れたりして食べ歩きをしています。」
(30歳・看護師)
海外に住めたのは夫のおかげ
「結婚と同時に主人のアメリカ赴任が決まり、夫婦で移住することに。すぐに子宝に恵まれ、現地で出産し、今4歳になりました。海外に住んだ経験がなく、初めはものすごく大変だったけど、現地の日本人の友人に助けてもらいながら今ようやくなじんできました。子どもは自然にバイリンガルになり、日本語、英語共にネイティブなので、なんか得したなって感じです。」
(29歳・主婦)
引っ越し作業がしんどい
「この前の引っ越しで3度目。引っ越しをするたびに発生する公的な手続きや梱包は本当に面倒です。引っ越すたびに『またどうせ引っ越すしなぁ』と、どんどん荷物を減らしています。」
(36歳・保育士)
単身赴任は思った以上に大変
「単身赴任とはよく聞くけど『みんな普通に乗り越えているようだし、案外大丈夫かな』なんて甘く見ていたら、痛いしっぺ返しを食らいました。お互いに行き来するための交通費や2軒分の生活費など、とにかくすごいお金がかかる!いざという時に頼りになる夫がいないので少し不安です。」
(39歳・事務職)
まとめ
転勤族の男性には、「早く支えてくれる存在が欲しい」と強い結婚願望を持った人が多い傾向にあります。
ですから、早く結婚したいという人にも、転勤族の男性がうってつけでしょう。
転勤族の男性と結婚すると、いろいろな土地で暮らすことができたり、体験できることの幅が広がるというメリットがたくさんあります。
高スペックの男性も多く、条件のいい結婚相手を探しているなら転勤族狙いで婚活をするといいかもしれませんよ。