数ある婚活の中でも、そのネーミングのインパクトの大きさでおそらくナンバーワンと言えるのが「DNA婚活」。

よく例え話として「遺伝子レベルで相性がいい!」みたいなことを言ったりしますが、本当にDNAでマッチングをしてしまおうというのがこのDNA婚活。

DNAとは、遺伝子の本体を意味していて、人間の個性の元情報となるものです。

ですから、この情報をベースにマッチングすれば、相性のいい相手と出会えるかも、という理屈になります。

今回はそんな理想の相手に出会えるかもしれないDNA婚活とは、一体どんなものなのかについて説明していきます。

DNA婚活とは?HLA遺伝子を調査するって本当?

左手に試験管を持っている男性

科学的な感じの強いDNA婚活ですが、実際にはどんな検査をして、その結果どのような婚活に繋がるのでしょうか。

HLA遺伝子から相性をチェックして行う婚活

DNAとは遺伝子情報を記録した「デオキシリボ核酸」と呼ばれるもので、これは「種の情報」を次の世代に伝えると同時に、その人の「個性」を決定するものと言われています。

DNA婚活ではこのDNAをチェックすることで、個性と個性のマッチングを行い、相性の良い相手を紹介してくれるのです。

ただし、DNA婚活で分析するのは「HAL遺伝子」と呼ばれる免疫をつかさどる遺伝子。

このHAL遺伝子の構成が類似していると相性が悪く、離れているほど相性が良いという研究結果が出ています。

特に女性はこのHAL遺伝子が似ていないほど、その相手の匂いに対して好ましいという印象を持つことがわかりました。

DNA婚活のメリット①:効率的に婚活ができる

男女が手で作ったハートマークの中にハートのオブジェが入っている

さて、科学的な香りがするDNA婚活ですが、一体どんなメリットがあるのでしょうか。

まず1つ挙げられるメリットが「効率的である」ということです。

科学的なエビデンスで効率的な婚活ができる

「数打てば当たる」的な婚活をしていると、無作為にたくさんの相手と会わなければいけません。

しかしDNAの相性という括りで婚活を行えば、ある程度相手を絞ることができるようになります。

婚活がうまくいかない理由の1つに、誰とどう出会えば良いか分からずに挫けてしまうというものがありますが、はじめから「DNAが合う相手とだけ会う」と決めておけば、無駄な活動を省くことができ、非常に効率的な婚活ができるようになるわけです。

DNAという新しいフィルターでこれまでにない出会いがあるかも

もちろんDNA以外にも出会う相手を絞っていく条件はいくつもあります。

しかし、DNA婚活というのは比較的新しい手法ですし、ある程度科学的な根拠から相手を選びますので、これまで出会う機会のなかったタイプの異性とめぐり合う可能性も高くなるのです。

今までの婚活がうまくいかなかったのであれば、DNA婚活のように新しい切り口での出会いを求めたほうが効率的と言えるかもしれません。

DNA婚活のメリット②:妊娠しやすくなる可能性がある

妊婦と夫が向き合っている

DNAは遺伝子の要素であり、遺伝子とはつまり種の保存、平たく言えば子作りに関連してきます。

そんなDNAで相性をマッチングすることで、他にはない婚活としてのメリットも出てくるのです。

DNAが合えば妊娠しやすくなるかも

DNA婚活では「生物的適合性」の高い相手が、パートナー候補として選択されます。

この生物的適合性というのは、遺伝子的な相性とも言え、その相性の良い相手とは妊娠する可能性が高いという統計は医学誌などでも掲載され、今や常識であるといっても良いでしょう。

遺伝子的な相性が悪く子供に恵まれない場合、結婚生活に水を差すこともあるほど、妊娠というのは夫婦にとって大きな関心事でもあります。

そう考えると、子供ができやすいかどうかは婚活においても大きな判断基準になりうると言えるでしょう。

妊娠を求めるカップルが成立しやすい条件になる

さらにDNA婚活では、DNAの相性が良ければ妊娠しやすいという情報をお互いに持って婚活する可能性が高く、その結果相手の異性も同じように妊娠を求めている可能性が高いでしょう。

そうであれば、婚活がうまくいってその後の交際がスタートしても、結婚、そして妊娠という道のりをお互いの共有認識として交際をスタートさせやすくなるとも言えるでしょう。

DNA婚活のメリット③:良好な関係が長続きする

男女が見つめ合っている

DNAの相性が良ければお互いに異性として魅力を感じることが多く、その結果普通のカップルよりも良い関係になると考えられます。

異性としての魅力が継続する

HLA遺伝子の型が大きく離れていると「相性が良い」と判断するDNA婚活で探したパートナーは、統計的に相性が良いという結果が出ています。

この相性の良さというのは、単に気が合うというレベルよりは、子孫を残すのにあたってより適している遺伝子の組み合わせを持ったカップルであると言えるのです。

それはある意味、性的な魅力と言うこともでき、相手の子孫を残したいという本能的な反応とも言えるでしょう。

これは考えようによっては、単に行きずりの関係を結ぶような相手というよりは、長期にわたって異性としての魅力を相手に感じることができ、その結果長きにわたり良い関係が築けるということにもなります。

相性の良さは関係の良さにつながる

ある実験によると、HLA遺伝子の型が似ていない相手の匂いは「魅力的で良い匂い」と感じるようになるという結果が出ています。

このことからも分かる通り、DNA婚活で選んだパートナーには、生理的な魅力を感じることが多く、その結果「好き」という感情が継続しやすくなり、関係性においてもより良好な状態が続くようになるのです。

DNA婚活のデメリット①:費用がかかる

通帳を開いて確認している

さてここまでDNA婚活のメリットについて説明してきましたが、メリットがある一方ある程度のデメリットもあります。

その一番わかりやすいものが、DNA婚活にかかる費用でしょう。

DNA鑑定には初期費用がかかる

DNAを調べるためには、医学的な検査が必要となりますから、一般的な婚活と比較して検査分の費用が余分にかかってしまいます。

DNA婚活の一般的な流れは、

 婚活サービスに入会する
 遺伝子を採取する
 遺伝子を検査する
 相性の良い相手が紹介される

というパターンです。

遺伝子の検査はほとんどの場合海外で実施するため、検査費用は高額になりがち。

一般的な婚活であれば、そのような手間がかからないため、DNA婚活は費用がやや高額になるというデメリットがあります。

マッチング回数が増えればお得感も

その一方で一度DNA検査を済ませれば、その後のマッチングは別途料金がかからないという場合が多いため、何度も相手を紹介してもらえれば結果としてそこまで一般的な婚活と差が出ない場合もあります。

さらに、DNAマッチングの費用をサービスするキャンペーンが行われていることもあり、お得なタイミングで入会すれば費用の負担感も少なくなります。

DNA婚活のデメリット②:比較的新しい婚活方法

女性が首をかしげている

従来の婚活サービスと比較すれば新しい手法であると言えるでしょう。

科学的なエビデンスを元にマッチング相手が探せるのはメリットですが、逆に言えばまだ新しい手法であるため、従来の婚活サービスと比較するとまだ信頼性という部分ではやや劣るのがDNA婚活であるとも言えます。

新しさゆえに信頼性が十分でない

新しいものが必ずしも悪いというわけではありませんが、DNA鑑定、そしてDNA婚活というものは、まだ一般的に知られるようになってから間もないサービスです。

そのため、信頼性という部分では従来のサービスと比較してやや不安に感じるかもしれません。

DNAマッチングのノウハウの蓄積に疑問も

従来の婚活サービスは、いわゆる仲人さん的な立場の人がマッチングやアドバイスをしてくれることもあります。

従来型の婚活サービスであれば、これまでのノウハウの蓄積がありますから、それに従って経験則的にある程度精度が高いマッチングや情報提供がなされていますが、DNA婚活の場合は新しさゆえ、まだそこまでのノウハウがない可能性も否定できません。

科学的な要素も、それを扱う「人」や「情報」が足りなければ、そのメリットが活かされないと言えるでしょう。

DNA婚活のデメリット③:DNAという個人情報を第三者に託す必要がある

ビジネスマンと影の悪魔

DNAという言葉を聞くと、犯罪などで使われる「DNA鑑定」をイメージする方も多いかもしれません。

実はDNAは個人を特定するためには非常に重要なものなのです。

つまり、犯罪の他にも血縁関係をチェックするために使われるDNAは、実は究極の個人情報と言えます。

究極の個人情報を第三者に託すリスクとは

DNAというのは個人を特定するために使われるため、それをDNA婚活の業者に渡してしまう、情報を提供してしまうというのは、最悪自分の個人情報を流出させてしまうリスクがあるということになります。

しかし現実的に、DNA情報が漏れたところで今すぐ何かのリスクがあるというわけではなく、そこまで心配する必要はないはずです。

個人情報保護法においても、個人のDNAの情報を業者が他の人に開示することは禁止されています。

とは言え、DNAに関する研究はまだまだこれから進んでいきますので、それにつれてDNAの情報の重要度は今よりも増していくはずです。

託す業者は信頼にあたるかをチェックしよう

個人情報保護法で守られているDNAの情報ですから、万が一それが婚活以外に使われてしまうと違法となります。

法を破るようなことを業者がたやすくするとは思えませんが、それでも心配であればDNA情報をどこの誰が扱うのかをしっかり確認し、それが信頼できないというのであればDNA婚活は断念した方が良いかもしれません。

DNA婚活や趣味コンなどで気の合うパートナーを見つけよう!

まずはリアルな出会いのある婚活イベントや趣味コンなどにチャレンジして、それでもどうしても相性の良い異性と出会えない、というのであれば科学的なDNA婚活にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

いずれにしても本当に相性の良い相手に出会いたいのであれば、あらゆる方法を経験してみるのが一番です。