「自分はまだまだ若いし、人並みの収入もある。焦って結婚しなくてもそのうち相手が見つかるだろう」…そんなふうに考えてはいませんか?しかし、いずれ結婚を望むのならば、この油断は命取りになりかねません。

というのも、年齢が上がれば上がるほど、女性に求められる年収も増加する傾向にあるからです。将来、年収が原因で婚活に躓いてしまうことのないように、年齢と年収が婚活に与える影響をしっかりと確認しておきましょう。

人間的魅力と高年収を持つ男性芸能人は年を重ねても結婚できる

お札と電卓
「男の年齢は結婚の障害にならない」と考える男性は少なくありません。たしかに、ワイドショーなどを見ていると、中高年の男性芸能人が親子ほど年の離れた若い女性と結婚したというニュースを頻繁に見かけます。それを見た男性が「自分もこんな結婚がしたい」と考えるのも無理ないことと言えるでしょう。

でも、果たしてそれは本当に可能なのでしょうか?事実、ワイドショーの中とは違い、現実世界で中高年での結婚を叶える男性はほんの一握りです。

そもそも、女性から見て、芸能人男性と一般男性とでは条件が大きく違います。

女性が結婚相手に求める二大条件に『人間的魅力』と『高年収』がありますが、芸能人男性と一般男性のどちらがよりこの条件を満たしているかといえば、やはり芸能人男性に軍配が上がるでしょう。

年齢を重ねてからの結婚で知られる男性芸能人の一人に、篠原涼子さんの夫市村正親さんがいます。二人が結婚したのは2005年のことですが、当時市村さんは56歳、篠原さんは32歳と、実に24歳差でのゴールインでした。

この市村正親さんですが、実に錚々たる経歴の持ち主です。若くして劇団四季の看板俳優として名を馳せたあと、現在にいたるまでミュージカルなどの舞台やテレビ、ナレーションなどマルチに活動を続け、その実績から2007年には紫綬褒章を受章しています。まさに芸能界の第一線で活躍する人物と言えるでしょう。

そんな市川さんですから、当然ながら高年収であろうことが予想されます。また、その才能の豊かさは、同じ芸能界で活躍する篠原さんにとって大変な人間的魅力として映るでしょう。

そのほか、年を重ねてから結婚している男性芸能人として郷ひろみさんや石田純一さん、加藤茶さんなどがあげられますが、みなさん同様に『高年収』と『人間的魅力』の両立が予想される男性ばかりです。

それらの条件が整わないのであれば、「年を重ねてから結婚すればいい」というのは少々楽観的な考え方と言えるでしょう。

女性が高い年収を求める理由は『将来への不安』

悩む女性
女性が結婚の条件に『高年収』をあげることを快く思わない男性は多いのではないでしょうか。

家計を多く担いがちな男性にとって、高年収を条件にされるのは「あなたのお金がほしい」と言われるも同じです。モヤモヤしたものを感じるのは当然と言えるでしょう。

とはいえ、男性はしばしば誤解しがちですが、婚活の現場で女性が男性に『高年収』を求めるのは、必ずしも『夫のお金で贅沢三昧の専業主婦生活を送りたい』からではありません。

男性と同様に勉強・就職を経験するのが一般的な現代女性の多くは、条件が許す限り社会の中で働き続けることを当然のように受け入れています。

では、そんな現状にも関わらず、結婚相手に『高年収』を求める女性があとを絶たないのはいったいどうしてなのでしょうか。

実は、そこには女性特有の『将来への不安』があります。定年まで仕事を続けることが一般的な男性に対し、妊娠・出産という重大なライフイベントが女性には存在します。

望むと望まざるとに関わらず、多くの女性が出産後は仕事をセーブして育児に比重を置く傾向にあります。そのような女性の立場から家計や子供の進学費用・老後の蓄えなどを考えた場合、「家計の主な担い手となる夫にできるだけ多くのお金を稼いでほしい」と考えるのは自然なことでしょう。

もちろん、すべての女性がこうした考えを持つわけではありません。

特に、自分自身に充分な収入がある女性や子供を持つことを望まない女性の中には、結婚相手に『高年収』を求めない人も多く存在します。

「年収で判断されたくない」という人は、このような女性に照準を絞って婚活してみるのもよいでしょう。

人それぞれ多少の条件の違いはあるものの、将来的なリスクを減らし、家族が安心して生きてゆくためには、男性に高収入を求めざるを得ないのが現代女性の実情なのです。

データで見る男性に求める年収

PCを見合う男女
『高年収』であることが男性に求められる結婚の条件とするのなら、あまり年収に自信のない男性はみな結婚を諦めなければならないのでしょうか。

もちろん、そんなことはありません。『IBJ』の『婚活総研』によると、【婚活男性1人当たりの年収別お見合い申し受け数】は、以下のように推移しています。

400万円:38件
400~500万円:50件
500~600万円:93件
600~700万円:139件
700~800万円:166件
800~900万円:168件
データ引用元:モテの境界線は年収●00万円から?男性のモテ度を年収別で見てみた!

このデータを見ると、『年収500~600万円』の層から申し受け数が急激に増加しているのが分かります。

一方、同じ『婚活総研』による【男性1人当たりの年齢別お見合い申し受け数】のピークは『35~39歳』、【男性の年齢別成婚率】の調査では、『40~44歳』がピークという結果が出ています。

以上の情報をまとめると、婚活市場における人気の男性像は、年齢『35~44歳』、年収『500万円以上』となります。これは、実際に婚活をしている一般的な男性と同程度の条件なのではないでしょうか。

これらのデータを見る限り、女性が求める『高年収』というのは、男性が考えるよりも遥かに現実的なものです。

もちろん、中にはもっと高年収の男性を求めていたにも関わらず妥協して結婚したという女性もいるかもしれませんが、申し受け~成婚に至っているのであれば大きな不満のない範囲だったということなのでしょう。

ただし、ここで忘れてはならないのが、年齢と年収との関係です。

たとえば、同じ年収500万円の男性でも、年齢が35歳と50歳では女性の受け止め方が大きく変わるのは想像に難くありません。

婚活女性は、年収と同時に結婚後の生涯年収についてもシビアにチェックしています。婚活において重要なのは、年収と年齢のバランスと言えるでしょう。