「出会いがない」

高校時代の友人がそう言った。仕事上での出会いはあるのだがあくまで仕事上だし、口下手だから発展するのも難しい。かと言って、偶然の出会いを待っていたところで月日が経つばかり。高校時代に女性と付き合って以来、彼女がいない友人。このまま「彼女無しの20代」で終えたくないという焦りもあってか、随分と悩んでいた。

一方、僕も独身の20代。確かに出会いは学生時代に比べ少なくなったし、偶然の出会いもほとんどない。現代ならマッチングアプリという手段もあるが、出会うまでのやり取りをするのが結構大変だ。そんなときに「オミカレコラムで婚活パーティーの体験記事を書きませんか?」と、オミカレの中の人から声をかけてもらった。

どうやらオミカレは、婚活パーティー・街コン・出会いイベント情報サイトのようである。なんだこのサイト…婚活から街コン、出会いイベントまで「出会えるチャンス」がいくつも溢れているじゃねーか。

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行くしかねえ。

今回参加したイベントは猫カフェコン!

今回参加したのは「街コンkey」さん主催の「【♂25〜35歳×♀23〜33歳】すぐに仲良くなれる!猫カフェコン」! 出会いがないと悩んでいた高校の友人と共に参加しました。この猫カフェコン。どんな特徴があるかというと。


・猫カフェの猫と戯れながら楽しめる
・『全員会話保証+シャッフルタイムあり』
・グループ行動あり
・毎回1人参加男女多数
・シャッフルタイムで出会いの数もたくさん

といった、ガチガチの婚活パーティーよりもフランクに出会いを楽しめる「出会いイベント寄りの婚活パーティー」となっています。口コミを見てみると……。

お店の雰囲気的にとても話しやすかったです。人数は少し少なく感じましたが、その分話す時間が長かったため良かったのかもしれません。料理の質、ドリンクの質もよく、満足のいくパーティでした。(20代/女性)

ゆったり猫と遊びながら、話すことができた。もう少し男性がいると良かった。またねこカフェでの開催を希望しますので、次はもう少し人数を増やしていただけると嬉しいです。(20代/女性)

初参加でしたが、よかったです!食事がもう少しあれば完璧でした。またお願いします!(20代/男性)

※街コンkeyが運営する猫カフェコンの口コミ情報より抜粋

 

なるほど…全員と話すことができ、猫と遊びながら話すことができるシステム。猫好きな僕にはもってこいだ。それに口下手な人でも猫と遊びながら話すキッカケを探れるし、どうしても緊張のあまり話す内容が考えられず沈黙が続いてしまった場合、さいあく“猫に逃げればいい”…(ビビり)。

さぁ猫よ! 我ら二人に女性と仲良くなれるチカラを授けたまへ!

「猫カフェコン」開催地!池袋「Cat Cafe ねこみみ」へ

今回の猫カフェコンの舞台は、東京は池袋にある猫カフェ「Cat Cafe ねこみみ」。


場所:Cat Cafe ねこみみ
所在地:東京都東池袋1-39-20 慶太ビル3F
連絡先:TEL:03-6709-2442
URL:http://cafe-nekomimi.com/

 

2017年6月15日にオープンした猫カフェで、池袋東口から徒歩5分のところにあります。豊富なカフェメニューのほか、池袋で唯一お酒が飲める猫カフェでもあるそうだ。僕たちは開始10分前に到着。

「Cat Cafe ねこみみ」の猫カフェコンスペースはこんな感じ。

(引用元:ギャラリー | Cat Cafe ねこみみ

 

壁には猫のプロフィールが書かれている。

画像は誰も映っていないが、ビルの三階に上がると既に猫カフェコンの参加者がたくさん! 10名以上はいた。

「ヤバイ…完全に乗り遅れた…!まさか試合は既に始まっていたのか!」
「既に何名かで談笑が始まっており、『男女の輪』ができている…!」

と思っていたのだが、主催者さんが「これから始まるのでご安心を」と言っていただき、とりあえず一安心。とりあえずアラサーの男2人で、ゆったりソファに腰を下ろす。

まず最初にプロフィールを作成

ソファに腰を下ろすと、まずはじめにプロフィールを記入。
お気づきだろうか…。圧倒的に字が汚いことに。

そして漢字が出てこない…。普段PCばかりで文章を作成しているものだからか、久しぶりに文字を書くのでとにかく字が汚い。もうこの時点で僕は思った。

この字じゃモテねぇ!!!!

いくら「好きなTV・映画」の欄に、女性ウケが良さそうな「ディズニー・ピクサー映画全般」と書いたとて、字が汚い男はおそらくモテない気がする……!おしゃべりタイムが始まる前に、既に自信を失ってしまったよ…。
※プロフィールは、事前にタブレットなどで記入するタイプの方が嬉しかった!

猫カフェコン開始!

参加者が全員揃ったところで猫カフェコンがスタート。ちなみに女性と話すと緊張しがちな友人は、顔は笑ってるもののめちゃくちゃ手が震えていた。どんだけ緊張してるんだよ。

全員会話保証」というこの猫カフェコン。どういうことかというと、2人がけのソファがいくつかあり、そこに女性が2人ずつ座ってて、そこを2人組の男たちが時計回りに回っていくというシステム。そこで先ほど記入したプロフィールを渡し合い、お話を始めるのだ。それぞれのブロックでの会話はおよそ10分〜20分。僕は友人2人と回った。

1組目・アニメや声優が好きなお方

1組目はアニメや声優が好きな方々。女性2人も友人なのだそう。

友人「初めまして!」
女性1「初めまして!」

友人「アニメ好きなんですね!どんなアニメが好きなんですか!?」
女性1「はい!〇〇(結構コアそうなアニメ)が好きです!」

友人「………僕も好きです!」

絶対知らんだろその「…」の間は。僕も最近のアニメや声優さんをさほど詳しくはなかったので、あまり女性を盛り上げることができなかった。完全な実力不足。きっとモテる男だったら上手く場を盛り上げられたのだろう。

あまりにも自分が何もできず、思わず猫もびっくり。

2組目・都内勤務の事務職の方

2組目は都内勤務の事務職の方。二人は会社の同僚とのこと。率直に申し上げよう。

タイプだ。

失礼も承知。二人のうち一人は、確実にタイプの方だ。攻めるのは、今だ。

- 初めまして
タイプの女性「初めまして!」

元気。元気だ。タイプな女性は元気な性格だ。もう好きかもしれない。

- 出身はどちらですの?
タイプの女性「神奈川です!!」

- へ〜。え、血液型とか何型?
タイプの女性「A型です!」

- なるほど。あ、じゃあ誕生日は?
タイプの女性「5月!」

問診だ。

なんだこのシケたやり取りは。その後、互いのプロフィールをキッカケにトークを発展させようとしたが、しばらくして友人共々沈黙が続き、終了。

あまりにも自分が何もできず、思わず猫もびっくり。

3組目・都内勤務のイケイケお姉さん

3組目は都内勤務のイケイケなお姉さん方。「とにかく猫が好き!」とのことで、僕らよりも興味は猫の方に。ここでも何もできずなのか…と思いきや!

女性2「ほら!これ使って遊ぶと楽しいよ〜!」

そう言うと、猫と遊ぶおもちゃがいっぱい入った箱から猫じゃらしを渡してくれた。

僕・友人「あ…ありがとうございます!」

僕らは猫じゃらしを持って猫と戯れることに。


かわいい。

するとイケイケな女性お二人は、猫と遊びながらも僕らに話しかけてくれた。猫をキッカケに弾むトーク。これぞ猫カフェコン! かなり楽しいトークタイムとなった。

フリータイムで猫のチカラを借り、女性と仲良くなる

一通り全員の女性と話が終わったところで、今度はフリータイム。ここからは自主性がかなり大事になってくるところだ。僕としては、2組目のタイプな女性ともう少し話してみたい…! スピード勝負。フリートーク開始と同時に勇気を持って話しかけなくては!

主催者の方「それでは今からフリートークです。どうぞ!」

よし!!!! とりあえず猫に逃げよう!

完全にビビった僕はとりあえず猫と遊んで話すチャンスを伺うことに。そんなこと思っていたら、猫が再び語りかけてくるんですよ。

「お前、何しにきたんだニャ?」

 

「ここは戦場だニャ。攻めねば奪われる世界ぞ」

そんなことを言われているような気がした。そうだ…!ここでビビって話しかけなかったら、ここに来た意味がない! 攻めねば!!

自分のプロフィールを持ち、意を決してタイプの女性に声をかけた。

- さっきはどうも!
タイプの女性「あぁどうも♪」

ここですかさず猫の力を借りる。

- 猫かわいいですね!
タイプの女性「ですね!」

- 僕猫カフェ初めてなんですけど、よく行かれます?
タイプの女性「いや、実は私も初めてで」

- ええ! そうなんですか! 一緒ですね! 猫カフェコン選んだのは、やっぱ猫が好きだから?
タイプの女性「はい!家でも飼ってます、猫!」

- そうなんだ!? え、なんて猫!?

 

いや、めっちゃ会話弾んでるぅぅううう!!!!

猫をキッカケにめっちゃ会話弾ンダァァアアアアアア!!

 

その後も猫と遊びつつ、互いのプロフィールを元に話がかなり弾んだ。こんなにも猫をキッカケに話をしただけで盛り上がるものなのか。おそるべし猫カフェコン。

まとめ・連絡先交換タイムがありがたい

フリータイムも終え、最後は男性が女性たちに「ありがとうございました」と言って終了。グループトークでも毎回女性にお礼を言うルールになっていたので、常にレディーファーストで好印象な婚活パーティーだった。

正直な感想は以下の通り。

  • 駅近で良い
  • 猫と遊びながら会話できるのが良い
  • プロフィール帳はタブレットとかだと良いかも
  • 一人でも参加できるが、他の方が知り合い同士で来てるとアウェイ感は否めない
  • 猫をキッカケに話が盛り上がるので、話下手な方でも話しやすい
  • 全員と会話でき、連絡先を交換できるのはありがたい

ちなみにこの猫カフェコン、いわゆる最後のマッチングタイムなどはない。その代わりにグループトーク後に必ず「連絡先交換タイム」が設けられていたので、どんなにその場で盛り上がらなくても連絡先を任意で交換できた。もちろん、タイプの女性とも連絡先は交換済み。

- あとで連絡しますね!
タイプの女性「はい!」

どうやら友人も仲良くできそうな女性と連絡先を交換した模様。そして猫カフェを後にする僕ら。なんだろ。ゆるめの婚活パーティーだけあってギスギスしておらず、普通に楽しめた印象。そして何より、タイプな女性とも知り合うことができた。早速連絡してみようと、メッセージを送信。

 

僕「今日は改めてありがとうございました! 今後よければご飯でも行きましょう!」

〜〜10分後〜〜

僕「うん、忙しいのかな?」

〜〜30分後〜〜

僕「…うん。きっと疲れて眠っちゃったのだろう」

〜〜1時間後〜〜

僕「……電波の届かないところでキャンプでもしてるのかな?」

 

〜〜1日後〜〜

僕「……」

 

 

〜〜3日後〜〜

僕「……うん…うんうん」

 

結論:猫のチカラを借りて女性と仲良くはなれるが、そこから先は己のチカラ次第。