今や離婚は日常茶飯事!偏見を持たれるような時代でもありません。でも、再婚をするとなれば、気を付けたいことがいくつかあります。婚活を始めるときに、バツイチならではの注意点がありますし、マナーもあるんです。未婚独身者と同じ感覚で婚活を始めると、ヒンシュクを買うかもしれません!

バツイチ向け婚活の特徴とは?プロフィールが最初にわかるとベスト!

バツイチの人は結婚の真剣度が高い傾向があり、相手選びにあまり迷いがありません。一度は家庭生活を経験しているので、どんなタイプが自分の配偶者として合うか、男女共にわかっている人が多いんです。

そのため、「初めまして」と同時にプロフィールカードを交換できる『お見合いスタイル』は、効率良く相手を選べるはず。

子どもがいるのか、いないのか、同居しているのか、親権を手放しているのか。はたまた離婚理由は何だったのか? 普通に知り合うなら訊きづらい内容も、バツイチ向けのパーティーなら『お互いさま』ですから、それほど遠慮しないで質問できるはず。逆にモジモジして訊かないほうが、不自然かもしれません。

フリースタイルパーティーは『社交性』がカギ!

プロフィールカードがなく、イベントスタッフの仕切りもなし。異性に話し掛けるのは自分から、相手の情報を聞き出すのも自力で……という完全にフリースタイルのパーティーは、なかなか候補を絞りづらいはず。相手選びに苦戦する人が少なくないかもしれません。

ただ、社交性が高い人は、ピンポイントで「いいな」と思った人を狙えるので、参加者全員と話をしなければならない『回転ずしスタイル』より良いでしょう。回転ずしスタイルとは、女性が固定の席に座っていて、参加男性が全参加女性をめぐっていくスタイルのことです。1人あたり5分ほどの時間で自己紹介をするので、話すのが苦手な人でも必ず異性と話す機会を得ることができます。
ただ、時間も決められていて自由度も低いため、話術に自信があるなら、上述の通りフリースタイルパーティーの方が気になるお相手との時間もゆっくりとることができます。その時に家庭の状況や離婚理由もスムーズに訊けるかもしれません。

実は全員がバツイチじゃない。『理解者』って何?

40代男性のなかには「バツイチ女性も妻候補の視野に入れる」という人が少なくなく、バツイチ婚活市場には結婚経験のない40代男性がけっこういます。

理由は、未婚女性に限定して婚活をすると、20代~30代前半の女性を狙うことになり、自分は好きでも相手が「年上すぎる」と拒否して、カップリングが難しい点が一つ。また、バツイチ女性は一度失敗している上に、家庭生活を経験しているため、何に対しても寛容な傾向があること。そして、良い意味で結婚に夢を見ていない点も、妻候補に見られる大きな理由だといえます。

たとえば、男性が生活費に関する細かなお金の計算に弱いとか、家の中ではぐうたらしがちとか、脱いだ靴下を洗濯カゴに入れないなど、初婚女性なら「ちゃんとしてよ!」と眉を吊り上げることに対して、バツイチ女性は「まあ、しょうがないよね」と思うのです。また初婚の新婚妻が、夫が飲み会に出かけて全然連絡をくれないと怒るのに対して、バツイチ女性は「オトコってそんなもんでしょ」と大らかに構えます。
そうした良い意味での諦めが、婚活男性にとっては付き合いやすさとして魅力に映るのです。

また、いったんは結婚相手に選ばれた実績があるので、同年齢で一度も妻として求められたことがない未婚女性より魅力が多いのでしょう。家事が当たり前にできて、男性のだらしなさにも大らかだとすれば、“即戦力”として有力視されるのは当然かもしれません。

参加費用や参加者の年齢層は……?

これは筆者の実体験も含みますが、バツイチ女性の婚活パーティー参加費は、とても安いです。1,000~1,500円が相場です。

一方、男性は5,000~6,000円と高くなりますが、その参加費を出し惜しみするような男性は少ないようです。バツイチ男性は30代後半~40代前半がメイン層になるので、年収が必然的に高かったり、イベントの主旨として一定のステータスを確立している人しか集めていなかったりします。

筆者が過去に参加した少人数制の婚活パーティーでは、10人程度の参加男性のうち、約半分が『経営者』、残り半分が『管理職』でした。業種や職種もさまざまでしたが、「こんなにもレベルが高いのか!」と驚いたのを覚えています。

離婚理由、子どものこと……どこまで訊いていいの?

バツイチ向け婚活パーティーでは、男女共に「再婚するために条件の合う異性を探すこと」が目的です。またそれを見極めるには、子どもの有無を知ることは必須ですし、離婚理由も欠かせません。訊きにくいと感じるかもしれませんが、タブーではないのです。

筆者がバツイチ限定パーティーに参加したときも、男性が自分から離婚理由を語ったり、子どもについて質問されたりすることが多かったです。遠慮して訊かないというのは、むしろ不自然でしょう。

ただ、養育費の額や結婚中に購入したマイホームの所有者は誰かなど、金銭が絡む内容は訊かないのがマナー。気にはなりますが……デリケートな部分になるので、お付き合いが叶った後でさりげなく訊くようにしましょう。

バツイチの恋~お付き合いの前に確認したいこと

恋人同士として交際を始めるにあたり、相手の男性にまず確認しておきたいのは、「結婚の意志があるかどうか? ある場合は、いつくらいに入籍を考えているか?」ということ。
また子どもがいる女性なら、加えて「自分の夫になるだけでなく、子どもの父親になってくれるか?」という覚悟のほどを必ずチェックしましょう。

この意思確認をしないまま交際をスタートしても、お互いの考えにズレがあれば、絶対にうまくはいきません。子どもがいる場合の再婚は特に、男性側が子どもを受け付けないタイプの場合、努力してどうにかなるものではないので、結局別れることになります。

そして、男性が別れた妻側にいる子どもと定期的に面会しているなら、それを理解して受け入れることも大事です。「私とのデートより子どもとの面会が大事なの?」なんて大人げない文句を言えば、即破局してしまうはず。

自分、もしくは相手に子どもがいるお付き合いでは、自分自身より子どもを重視することが大事です。そこを無視した言動を見せると、お相手に失望されてお断りされるかもしれません。

また、婚活男性の中には、「いずれ結婚してもいいけれど、それは何年か後の話」と具体性がない人がいる一方で、交際して数カ月後には入籍したいという真逆の考えを持つ人もいます。
どっちにしても、自分が男性と同じ考えであれば問題ありませんが、ズレがあれば交際は難しいかもしれません。子どもがいる再婚の場合は特に、子どもの学校や保育園の都合、転校や転園もあるので、いつどのタイミングで家族になるのかは、なりゆき任せにできないはずです。

バツイチ婚活では、「好き」という気持ちだけでは恋ができないところがあるので、それをキチンとクリアしながらお付き合いしていくことが大切です。

バツイチ同士ならではの恋の進め方

たとえば、爆笑問題の田中裕二さんとタレントの山口もえさんの場合、お互いにバツイチ同士でしたが、付き合い始めてから結婚するまではかなり時間がかかりました。田中さんと子どもの関係が十分に馴染むのを待ったとか、理由はいろいろと噂されますが、そんなじっくり派のバツイチカップルもいるでしょう。

一方で、子どもがいない場合は、お互いに再婚を望んで付き合うこともあり、告白の一ヵ月後には同居し始めている……という急進展カップルも少なくありません。

いずれにしても、最終目的は再婚。
一度失敗しているだけに、自分が結婚に何を望むのか、どんな人が配偶者にふさわしいのかは、考えればすぐにわかるはず。事前にキチンと条件を把握しておくなら、婚活パーティーで失敗することもないでしょう。